素人を“料理”し、プロに勝つ 大泉洋生んだ「どうでしょう」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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素人を“料理”し、プロに勝つ 大泉洋生んだ「どうでしょう」

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 作り手としては、ローカル局にいることは楽しいです。キー局だと、良い「素材」がたくさんあるから「料理法」が決まってしまう。僕らは、そのへんにある誰も食べたことのない草をどうやって料理するかで勝負する。そこがおもしろい。

 視聴率をある程度稼ぐのなら、クイズ番組が受けていればクイズ、というように模倣もありえます。でも模倣のままだとキー局には絶対勝てませんよね。だったら自分たちの条件をすべて認め、そこから何ができるかを精査していく。そうすれば必然的に独自路線となり、いいものが生まれるのではないでしょうか。

 でも、独自路線って、会社組織の中では難しいこともありますよね。会社に順応するほど、逆には行けなくなる。「どうでしょう」の場合は、幸い社内の誰も注目していなかった(笑)。次第にいろんな声も聞こえてきましたけど、会社の考えは一般的な考えだから、やらないほうがいい。いいものを作らせるには、放っておくことが一番でしょうね。

 今はアニメーションに興味があります。人とのつながりもできてきて、バラエティーと同じように、東京にいなくとも良い作品を作れることがわかってきました。来年か再来年くらいには長編を作ります。仲間うちで話してるんです。何なら、早いうちにアカデミー賞を狙おうかって(笑)。

週刊朝日  2013年9月13日号


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