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睡眠時無呼吸症候群 簡単セルフチェックをご紹介!

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週刊朝日#健康

 睡眠中の呼吸に異変が起きる睡眠時無呼吸症候群。潜在患者数も含めると患者数は約200万人に上り、そのほとんどが男性といわれている。

 埼玉県越谷市に住む会社員の後藤慎一さん(仮名・42歳)は、2013年3月に定期検診で高血圧と診断された。医師から、狭心症や心筋梗塞などを起こしかねないと告げられ、循環器内科のクリニックを受診した。しかし、薬を服用してから2週間が経過しても、血圧は下がらない。薬が効きにくいことから、医師は睡眠時無呼吸症候群(以下、SAS)が高血圧の原因ではないかと疑った。

 そこで、簡易型の検査装置を貸し出し、睡眠中に無呼吸を起こしていないかを調べる検査を実施。その結果、SASの可能性が高いという結果が出たため、東京医科大学病院呼吸器内科の中山秀章医師を紹介した。

 中山医師はこう話す。「SASは睡眠中に何度も呼吸が停止したり、空気の取り入れが低下した状態が続く低呼吸になったりする病気です。この病気が発症すると、睡眠中に交感神経が活発になり、十分な休息がとれないなどの理由から、高血圧を引き起こすことも多いのです」。

 SASには二つのタイプがあるが、心不全などが原因で起きる「中枢性」(全体の5%)を除き、ほとんどが「閉塞性」と呼ばれるものだ。筋肉がゆるみやすい睡眠時に軟口蓋(なんこうがい)や舌根(ぜっこん)などが重力によって下がり、気道が塞がることによって起こる。▽もともと気道が狭い▽顎の骨格が小さい▽肥満――などが原因になり、毎晩大きないびきをかく、寝ているときに呼吸が止まるといった症状があらわれる。

 後藤さんも、身長167センチ、体重82キロと肥満体形だった。また昼間に眠気を感じるなど、SASの典型的な症状がみられた。

 以下、SASセルフチェックリストを利用してみてほしい。6つのうち、(1)の項目に該当し、その他に1つでも該当したら専門医の受診が必要だ。(出典・久留米大学病院睡眠医療外来)

■睡眠時無呼吸症候群(SAS)セルフチェックリスト
(1)毎晩、大きな激しいいびきをかきますか?
(2)睡眠中に「呼吸が苦しそうだ」あるいは「呼吸が止まっている」と指摘されたことがありますか?
(3)朝起きた時、疲れが残っていたり、頭がスッキリしないことがありますか?
(4)朝起きた時、頭痛や口渇がありますか?
(5)昼間、我慢できないほど眠くなることがありますか?
(6)肥満傾向はありますか? 
 
週刊朝日  2013年7月26日号


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