受験生を励ました言葉「自転車に乗れたことを…」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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受験生を励ました言葉「自転車に乗れたことを…」

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 世の中、受験シーズンまっただなか。国公立大の2次試験出願や私大の試験が始まった。難関に挑む子や孫に、いま、どんな言葉をかけたらよいだろう。各界で活躍する「先輩」たちに聞いた。

 キャスターの草野仁さん(68)=東大・文=は、高校卒業後、浪人をすることになったときに、中学教師をしていた母から、「精神一到何事か成らざらん」という故事成語を贈られた。精神を集中して努力すれば、成し遂げられないことはない、という意味だ。高校時代は勉強嫌いだったという草野さんだが、母からのこの言葉を胸に、1年間の浪人生活を経て、関門を突破した。

 医師で『女医の花道!』などの著書がある、おおたわ史絵さん(48)=東京女子医科大・医=は、「努力のないところにラッキーはない」という言葉を励みに、苦しい時期を乗り切った。「もうこれ以上がんばれないよ、というところまでやった。自身のその努力こそが自信になりました」(おおたわさん)。

『腸!いい話』などの著書がある慶大医学部教授の伊藤裕さん(55)=京大・医=は、「自転車に乗れるようになったときのことを思い出せ」という言葉を座右の銘とし、直前期を乗り切った。「自転車は乗れるようになるまでは大変ですが、一度乗れるようになったら、楽に乗れるでしょう。ここまで努力してきた人なら、どこかで『自転車に乗れる』ようになっているはず。普段どおりにやれば、必ず力を出せると自分を信じることです」(伊藤さん)。

週刊朝日 2013年2月8日号


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