「中国人を温かく迎えよう」 星野リゾート社長が業界予測 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「中国人を温かく迎えよう」 星野リゾート社長が業界予測

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「安倍政権には観光産業の振興を期待しています」と語るのは星野リゾートの星野佳路社長。安倍首相は、訪日する外国人を増やす「観光立国」への道筋をつけた小泉内閣で官房長官を務めたからだ。具体的にはどのような政策を期待するのか、聞いた。

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 最近の状況をみると、一時は円高や震災によって中国や韓国をはじめ海外の観光客が減ってしまいましたが、為替が円安に転じたこともあって、回復する兆しがあります。

 たとえば、わが社の東北の拠点でも、海外からの観光客が戻りつつあります。震災後、韓国からの観光客が2~3割に減った青森では、ここ4カ月をみれば震災前の7~8割にまで回復しています。その半面、中国からの観光客は、まだ伸び悩んでいます。震災に加えて、尖閣諸島を巡る領土問題が足を引っ張っていると考えられます。

 しかしながら、日本の文化や自然に対して魅力を感じている中国人は潜在的に多いので、悲観的にはみていません。日本によくない先入観を持っている中国人でも、日本の観光業界が彼らを温かく迎えることで、日本に対するイメージが変わる可能性があります。人と人とのふれあいを促すことも、観光業界の大切な役割といえます。これを後押しする政策を再び推進してほしいですね。

週刊朝日 2013年1月25日号


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