東京家庭裁判所は11月9日、高嶋政伸(46)と妻・美元(33)の離婚を認める判決を言い渡した。だが、高嶋側関係者によれば、手放しには喜べない状態だという。

「判決は、(高嶋の)離婚の意思が固いということと、別居以降の2年間で互いを非難しあうようなことしか出てこず、関係はより悪化したとして、『修復不可能』と判断されたようです。ただ、美元側が控訴したら、もう一度闘わないといけなくなりますからね」

 一方の美元も、離婚騒動と「高嶋家」ブランドで見事に知名度を上げたが、今年6月に自身のブログを休止、所属事務所も事実上解雇された状態である。離婚成立となると、「ヌード」や「暴露本」を出すのではないかという噂もささやかれている。

「美元は来年公開の映画『ユダ』に端役で出演していますが、その映画の制作会社が手がける団鬼六原作の『花と狼』映画化で、オファーが来ているようです。杉本彩や小向美奈子がヌードで挑んだ『花と蛇』のように官能的な内容と思われますが、美元は過去にもヌードを披露していますし、離婚のゴタゴタが片付けば出演はあり得ます。ただ、暴露本は、内容次第では高嶋側は訴訟も辞さないはず。また泥沼裁判なんてことも…」(芸能関係者)

 離婚が確定しても、注目を集めそうな2人だが、芸能リポーターの石川敏男氏は、こう呆れる。

「“暴露本”は高嶋サイドへの脅しにはなるけれど、出した瞬間に芸能人としては損のほうが大きい。2人で作り上げた泥沼離婚のイメージの悪さは、役を演じてもついてきてしまう。芸能人としては、2人とも“負け組”になりますよ」

週刊朝日 2012年11月23日号