阪神・金本知憲引退 きっかけは広島・天谷のHR? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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阪神・金本知憲引退 きっかけは広島・天谷のHR?

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アニキの力強いホームランも、今季で見納めとなる (c)朝日新聞社

アニキの力強いホームランも、今季で見納めとなる (c)朝日新聞社

 アニキの愛称でおなじみのプロ野球・阪神タイガースの金本知憲選手(44)が9月12日、今季限りでの現役引退を発表した。

 連続フルイニング出場の世界記録を残した"阪神の顔"にも、ついにその時が来た。2日の広島戦が行われる前、南信男球団社長から「進退について、考えてみたらどうか」と、決断をゆだねられたのだ。

 会見で「引退の決め手になったプレーは?」と問われた金本は「それはないです」と答え、こう続けた。「まさかの新井(貴浩)に4番を奪われ、今年はまたまさかで良太(貴浩の弟)にも(4番を)奪われて、あの兄弟が(引退を)後押ししたのはありますね」と、いつもの後輩イジリで笑いを取るのも忘れなかったが、実はベテラン記者が「アレでトドメを刺されたのでは……」と指摘する出来事がある。

 8月25日のマツダスタジアムでの広島戦。7回裏、6対3と3点リードした広島の攻撃が2死二塁という場面でのことだ。広島の7番打者・天谷宗一郎選手の打球が左中間を破ってランニングホームランとなり、決定的な2点を追加されてしまったのだ。目撃した記者が言う。

「天谷の打球は、ハッキリ言うと、レフト・金本が定位置なら捕れるようなフライ。それが前進守備の金本の上を越えていったんです。それでも天谷は三塁で止められたはずですが、あのときの金本は、打球を必死になって追い掛けてはいなかった……それを見て、こっちもつらくなりました。みじめ過ぎて、必死に追えなかったんだと思うんですよ。何かが切れたというか、象徴的な場面でした」

※週刊朝日 2012年9月28日号


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