フリーアナウンサー小林麻耶が、ロンドン五輪で活躍が期待される水泳・背泳ぎの入江陵介選手(22歳)にインタビュー。好きな女性アーティストはAKB48の大島優子と語る入江選手の素顔に迫り、引退後の「夢」についても語ってもらった。

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入江:まだ先のことですが、水泳をやめたあとはスポーツキャスターになりたい。スポーツが好きで、他の競技にたくさんの友人がいるし、選手がどういう聞かれ方をしたいかもわかっているので。

小林:聞かれたくないことも?

入江:はい(笑)。たとえば「目標は?」と聞かれて「最高の結果を残します」と言っても、「具体的に教えてください」とよくマスコミの方から言われるんですが、そういうときは「もう言ったのに」と思ってしまいます。何秒で1位を狙いますと言う選手もいれば、そうでない選手もいるんです。

小林:「スポーツをしている人」だからこそ伝えられることがあると思いますか?

入江:あると思います。華やかな舞台だけでなく、その裏も見ているので。......そうは言っても、今は水泳をやるだけです。頑張っていたら、やりたいことはできるんじゃないかなと思っています。

小林:お休みはありますか?

入江:週に1~2日は。日曜日は基本的に休みです。

小林:じゃあ、デートとか。

入江:このごろはツイッターで、「入江がいた」と書かれたりするので、なかなか難しいですね。

小林:ご自分でもツイッターをされていますね。

入江:はい、自分でやるのは楽しいですね。そこが唯一、みなさんの声がダイレクトに聴けるところなので。

小林:結婚は?

入江:結婚かあ......。(麻耶さんに)どうですか?

小林:え? 結婚はしたいですよ。そりゃもう(笑)。どんな方がタイプですか?

入江:(麻耶さんに)どうですか?

小林:私ですか? おだやかで「ねっ?」って言ったらにこっとしてくれる人。入江選手は?

入江:料理のできる、家に帰って落ち着ける女性がいいかな。

※週刊朝日 2012年3月9日号