広瀬隆「再稼働を阻止するために」

原発

2012/01/24 16:32

 1月6日に細野豪志原発大臣が、原発の運転期間を原則40年にする方針を発表して、これで原発廃絶に向かうかのような論調がマスコミに流布しているが、トンデモナイ解説だ。これは原発の全基"即時"廃止論が高まったために、原発を40年も運転してもよいという延命を目論む謀略なのだよ。現在電力会社と官僚は、ヨーロッパ式のストレステストなるものをすべての原発に適用して、机上の計算で、「運転しても安全である」という結論を出し、原子炉を再稼働するべく着々とそのデタラメ審査を進めている。ストレステストとは、そも一体何であるのか。

あわせて読みたい

  • 曲がり角に立たされた日本の原発 二つの「逆風」とは?

    曲がり角に立たされた日本の原発 二つの「逆風」とは?

    dot.

    11/3

    広瀬隆が提言「敦賀の次に廃炉にすべき原発は…」

    広瀬隆が提言「敦賀の次に廃炉にすべき原発は…」

    週刊朝日

    5/24

  • 再稼動準備が進められている大飯原発 福島の二の舞になる可能性も

    再稼動準備が進められている大飯原発 福島の二の舞になる可能性も

    週刊朝日

    2/24

    廃炉のタブーが現実味 福島第一原発事故から6年、原発ルポ

    廃炉のタブーが現実味 福島第一原発事故から6年、原発ルポ

    AERA

    3/1

  • 伊方原発の再稼働容認か 中村愛媛県知事「発言の真意」

    伊方原発の再稼働容認か 中村愛媛県知事「発言の真意」

    週刊朝日

    7/1

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す