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12月下旬~来年1月上旬ごろ、夕方の西南西の低い空で、水星と金星が大接近して見えます。最接近は、きょう12月29日ごろ。すぐ沈むので、日の入り45分後がチャンス、東京都心だと17時20分頃。各地の天気や観察ポイントは?

水星と金星が大接近 観察ポイントは?

12月下旬~来年1月上旬ごろ、夕方の西南西の低い空で、水星と宵の明星の金星が大接近して見えます。最接近は、きょう12月29日ごろ。2度(腕を伸ばした時の指一本分の幅ぐらい)未満まで近づき、前後数日間は双眼鏡の同一視野内で見ることができます。金星を目印にして水星を見つけるチャンス。日の入り45分後の高度が5度前後とかなり低いので、西南西の空が開けたところで観察しましょう。双眼鏡を使うと見やすくなります。

【水星と金星の大接近】
◆方角:西南西の低い空
◆時間:日の入り45分後
◆観察ポイント:西南西の開けた場所
:明るく輝く金星を目印に水星を見つける
:双眼鏡を使うと見やすい

【各地の日の入りの時間】
札幌16:07、仙台16:24、東京16:36、名古屋16:49、大阪16:56、福岡17:19

各地の天気は?

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九州~関東の太平洋側を中心に、観察できる所が多いでしょう。東北や北海道の太平洋側もチャンスありです。日の入り45分後が観察のチャンスですが、17時過ぎは東京都心でも気温は8℃台まで下がります。外で観察される方は、暖かくしてお楽しみ下さい。