メイン画像
メイン画像

あす8日(火)は、北陸から北日本は雨や雷雨。大気の状態が非常に不安定なため、落雷や竜巻などの突風に注意。8日夜は、442年ぶりの天体ショー「皆既月食+惑星食」ですが、珍しい天体ショーは見られるでしょうか?

北陸・北日本 大気の状態が不安定

画像A
画像A

あす8日(火)は、日本海から寒気を伴った気圧の谷が通過するため、北陸や北日本では大気の状態が不安定。北日本の日本海側は朝から雨、北陸も昼前から雨が降り出す見込みです。雷が発生する確率は北陸を中心に高く、ザッと雨脚の強まる所がありそうです。

ライン状の雨雲が通過するため、雨や雷雨の時間帯は比較的短い見込みです。

【雨や雷雨の時間帯】
北海道の日本海側:8日朝~夕方にかけて
北海道の太平洋側:8日昼過ぎ~夜のはじめにかけて
東北の日本海側:8日朝~夕方にかけて
東北の太平洋側:8日昼過ぎ~夕方にかけて
北陸:8日昼前~夕方にかけて

夜は天気回復 「皆既月食+天王星食」観察チャンスあり

画像B
画像B

夜は気圧の谷がぬけるため、「皆既月食+天王星食」は、北日本や北陸でも見られる所がありそうです。

【月食の時刻(全国同時)】
部分食の始まり 18時09分ごろ
皆既食の始まり 19時16分ごろ
皆既食の終わり 20時42分ごろ
部分食の終わり 21時49分ごろ

皆既月食の時間帯は、北陸や東北の日本海側では雲が多いですが、雲の間から見られる所がありそうです。北海道も雲が広がりやすいですが、日本海側では月を見られる所があるでしょう。

日本で皆既月食の最中に惑星食が起こるのは、前回が1580年7月26日の土星食(織田信長も見たか?!)、次回は2344年7月26日の土星食ということで、なんと322年後となりそうです。

442年ぶりの、とてもレアな天体ショーとなります。あす8日(火)は、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?