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東海地方は、あす27日(火)からは、曇りや雨の日が多くなりそうです。台風15号により浸水や土砂災害の被害を受けた静岡県では、28日(水)昼頃にかけて晴れて、日中は30℃近くまで上がる見込みです。復旧作業の際は熱中症対策を万全に行ってください。

週間天気 30日(金)にかけて雲が多く雨の所も 週末は晴れて残暑

きょう26日、広い範囲で晴れて、濃尾平野を中心に、30℃以上の真夏日となりました。

あす27日(火)は、愛知・岐阜・三重は湿った空気や気圧の谷の影響で、雲が広がりやすいでしょう。夜は岐阜県山間部や三重県北中部を中心に一時的に雨が降り、愛知県でも雨がぱらつく時間がありそうです。
一方、静岡県は多少雲が出るくらいで、おおむね晴れる見込みです。日中は30℃の真夏日の所もあるでしょう。

28日(水)から30日(金)午前にかけても、東海地方各地で雲が多く、雨の降る時間帯もあるでしょう。

週末10月1日(土)から3日(月)にかけては、高気圧に覆われて、晴れ間が広がる見込みです。10月に入りますが、日差しがしっかり届く日は、名古屋や岐阜などでは30℃に迫る気温となる可能性もあります。熱中症対策は来週にかけても必要です。

また、きょう台風17号が発生しましたが、日本の東海上を北上し、東海地方から離れた所を通るため、影響はほとんどないでしょう。

あす27日(火) 静岡県は30℃の所も 熱中症に警戒

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あす27日(火)、静岡県では晴れて気温が高くなるでしょう。
きょう日中も、浜松など県内4地点で30℃以上の真夏日となりましたが、あす27日はきょうと同じくらいか、やや高い所が多くなる見込みです。
大規模な断水が起きている静岡市清水区も、日中は30℃近くまで上がる見込みです。

長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況は、熱中症を引き起こす原因になります。復旧作業の際は、無理をせず、休憩をこまめにとりましょう。また、水分の確保が十分可能であれば、こまめに水分補給をして、熱中症に警戒してください。

熱中症の応急処置

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症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。