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あす24日(水)も、蒸し暑さが続くでしょう。北日本は貴重な晴れ、東日本、西日本は局地的な大雨に注意です。

猛暑日15地点 「処暑」に暑さおさまらず

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きょう23日は二十四節気の「処暑(しょしょ)」。暦の上では、そろそろ厳しい暑さがおさまる頃とされていますが、暦とは裏腹に気温が上がり、厳しい暑さになりました。

午後4時までの最高気温は、京都市で36.3℃、高知県四万十市の江川崎で35.9℃、岩手県釜石市で35.4℃を記録するなど、全国の15か所で猛暑日となりました。東京都心は33.5℃まで上がり、33℃を超えたのは16日(火)以来、1週間ぶりです。(30℃以上の真夏日は3日ぶり)
湿度が70%前後で経過したので、かなり蒸し暑く感じられたと思います。

九州から関東は、夜の間も気温が下がりにくいため、夜間も熱中症にご注意ください。

あす24日(水)は残暑ややおさまる

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あす24日(水)はきょう23日(火)に比べると、全国的に気温がやや低くなる所が多いでしょう。
それでも最高気温は沖縄、九州から東北北部にかけて30℃を超える所がほとんどです。鹿児島など九州では35℃以上の猛暑日になる所がありそうです。西日本から東日本を中心に湿度も高い状態が続くため、体感的にはかなり蒸し暑い状態が続きます。油断せずに、水分補給はこまめに行うなど、熱中症対策を行ってください。

北日本には乾いた空気が流れ込むため、朝晩は涼しく、日中も空気がさわやかに感じられそうです。

西日本や東日本で局地的に激しい雨 滝のような雨も

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あす24日(水)にかけて、北日本を前線が南下し、日本海西部を低気圧が通過する見込みです。
北海道や東北北部は雨の降っている所もあす24日(水)未明にはやんで、日中は貴重な晴れの天気となるでしょう。東北南部や北陸も朝まで雨の所もありますが、次第に晴れる見込みです。

関東から近畿にかけては天気が変わりやすく、きょう23日(火)に比べると雨が降りやすい見込みです。東海などで夜は局地的に滝のような雨が降る恐れがあります。
中国、四国、九州も夕方からは激しい雨や雷雨の所があるでしょう。落雷や突風などにもご注意ください。

25日(木)以降 秋雨前線で大雨の所も

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この先は、秋雨前線が停滞しやすくなり、曇りや雨の日が続く見込みです。
25日(木)にはさらに雨の範囲が広がり、26日(金)から28日(日)頃にかけて雨量が多くなる所があるでしょう。

今月は東北や北陸などを中心に局地的に度重なる大雨に見舞われています。雨が強まると再び災害の恐れが高まる所もありそうです。外出の際には雨雲レーダーをチェックして、安全にお過ごしください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。