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きょう11日も、気温が広い範囲で30℃を超え、関東以西は多くの所で35℃以上の予想。熱中症対策を万全に。

きょう11日の最高気温 広く30℃以上 関東以西は内陸中心に35℃超

きょうも体にこたえる暑さが続きます。
最高気温は、沖縄は33℃くらいで、九州から東海、北陸、関東甲信にかけて広く35℃前後の予想。関東の内陸を中心に38℃くらいの所もあるでしょう。東北は、きのうに比べると低い所もありますが、それでも南部は33℃前後の予想で、雨が続く北部も28℃くらい。湿度が高く、蒸し暑く感じられるでしょう。北海道は、きのうより高く、内陸を中心に30℃前後の所が多くなりそうです。
各地、熱中症対策が欠かせません。ノドの渇きをあまり感じていなくても、少しずつ水分補給を。たくさん汗をかいたら、適度に塩分も摂るようにしてください。屋外のレジャーや作業、スポーツは、時間を決めて休憩を。疲れが溜まっているなど、もともと体調が思わしくない場合、熱中症のリスクがさらに高まります。無理をせずに、外出の予定を変更することも大切です。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。