メイン画像
メイン画像

きょう10日も太平洋側を中心に晴れて、強烈な暑さとなっています。埼玉県谷市など関東の内陸では38℃を超えている所もあります。お盆休みにかけても、猛暑に警戒が必要です。

関東内陸 体温超えの暑さが続出

きょう10日(水)は、九州から関東、東北南部にかけての太平洋側を中心に強い日差しが照りつけ、猛烈な暑さとなっています。

午後2時半までの最高気温は、栃木県佐野市38.4℃、群馬県伊勢崎市38.3℃、埼玉県熊谷市38.0℃、など関東の内陸部では体温超えの暑さが続出。そのほか、京都市36.9℃、福島市で36.5℃など近畿や東北南部などでも体温並みの暑さになった所があります。

仙台は午前11時前に猛暑日となりましたが、今年の猛暑日はきょうで5回目で、統計開始以来、2015年と並び最多タイ記録です。

また、東京都心は正午前に35℃を超えて、今シーズン15回目の猛暑日となりました。東京都心の年間の猛暑日日数の昨年までの最多記録は13日間で(1995年と2010年)で、14日目となったきのう(9日)は最多記録を更新。きょう(10日)は、さらにその記録を塗り替えました。

お盆休みにかけても 熱中症に厳重警戒を

画像B
画像B

お盆休みにかけても関東から九州を中心に猛烈な暑さが続く見込みで、熱中症は危険レベルの所が多くなっています。車でお出かけを予定されている方も多いと思いますが、炎天下での車内は予想以上に気温が上がります。また、部屋の中も一日を通して蒸し暑い状態が続く見込みです。暑さ対策は万全にしてお過ごしください。

あると便利 熱中症対策グッズ

画像C
画像C

夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。