メイン画像
メイン画像

8月のスタートは、全国的に厳しすぎる暑さでしょう。関東から西は猛暑日の所が多く、最高気温は、福井や松江、鳥取などでは38℃と、体温超えで危険な暑さの所もありそうです。今年最多の33府県に「熱中症警戒アラート」が発表されていますので、熱中症対策を心がけてください。

8月スタートは 危険な暑さの所も

画像A
画像A

きょうから8月。8月上旬は、平年ですと「一年の中で最も暑い頃」という所が多くなります。

きょう1日の最高気温は、全国的に、平年並みか高いでしょう。酷暑という言葉がピッタリの暑さになりそうです。

関東から西は、東京都心や名古屋、大阪、広島など、35℃くらいの所が多いでしょう。猛暑日(最高気温35℃以上)地点は、7月1日の235地点以来、1か月ぶりに、200地点以上に達する可能性があります。特に、福井や鳥取、松江などでは、38℃まで上がり、体温超えの暑さでしょう。

このため、気象庁と環境省が、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、共同で発表している「熱中症警戒アラート」が、今年最多の33府県に発表されています。

「熱中症警戒アラート」が発表されているのは、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・山梨県・愛知県・三重県・新潟県・富山県・石川県・福井県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・広島県・徳島県・香川県・愛媛県・山口県・福岡県・佐賀県・長崎県・本県・大分県・鹿児島県(奄美地方を除く)・沖縄県八重山地方です。

無理をして、熱中症にかからないよう、十分お気をつけください。

「熱中症警戒アラート」発表時 とるべき行動は

画像B
画像B

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。