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来週は九州から近畿、北陸は日差しの届く日が多くなるでしょう。東海や関東、東北南部は前半は雨が降りやすいですが、後半は晴れ間がでそうです。すぐの梅雨入りはない見込みですが、平年よりは早い梅雨入りとなる可能性があります。

1週目(15日~21日)前線は本州の南に南下

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広く雨を降らせた前線は本州の南へ離れました。

来週は梅雨前線は南西諸島付近から本州の南に停滞することが多いでしょう。梅雨入りしている沖縄や奄美は雨の降る日が多くなりそうです。一方、九州から近畿、北陸は晴れる日が多いでしょう。東海や関東、東北の太平洋側は16日(月)から17日(火)は低気圧の影響で雲が多く、雨が降りますが、18日(水)以降は日差しが届く日が多くなりそうです。東北の日本海側と北海道は来週前半ほど晴れるでしょう。後半は変わりやすい天気で、にわか雨がありそうです。

最高気温は来週前半は平年より低い所が多くなるでしょう。後半は平年並みか高くなり、汗ばむくらいの所が多くなりそうです。

2週目(22日~27日)前半はすっきりせず

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再来週も沖縄や奄美は前線の影響で梅雨空の日が多いでしょう。九州から東北は前半ほどすっきりしない天気になりそうです。九州は22日(日)から23日(月)にかけて、四国や近畿は23日(月)から24日(火)頃にかけて雨が降りやすいでしょう。関東も23日(月)頃は雨が降りそうです。後半は晴れ間のでる所が多くなるでしょう。北海道は晴れる日が多くなりそうです。

最高気温は平年並みの日が多いでしょう。極端な暑さはなさそうです。

梅雨入りは?

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12日(木)頃から14日(土)にかけて、前線が西日本から東日本付近まで北上したため、広く雨が降り、梅雨時のような大雨となった所もありました。

この先、前線はいったん南下し、晴れ間の出る日が増えるため、本州付近はしばらくは梅雨入りはないでしょう。ただ、日本気象協会の「梅雨入り予想」では、今年の梅雨入りは広く平年より早まる予想です。九州南部では5月27日頃に、6月に入ると九州から関東甲信も続々と梅雨入りとなるでしょう。北陸や東北南部でも6月上旬と、平年より早く長雨の季節に入る可能性があります。

早めに雨の備えを

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今年は平年より早く梅雨入りし、大雨シーズンを迎える可能性があります。早めに大雨に備えておくとともに、気象情報を確認していざという時に適切な行動がとれるように心構えをしておきましょう。

①国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップを確認して、家の周辺で浸水の可能性がある場所や、土砂災害(崖崩れ・土石流・地すべりなど)の危険性の高い場所を把握してください。避難場所(指定緊急避難場所)や避難経路を確認しておきましょう。避難場所は災害の種類によって異なります。

②側溝や雨どいにゴミなどが溜まっていないか確認しましょう。側溝が詰まっていると雨水がうまく流れず、溢れ出す可能性が高まります。

③万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認してください。