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仕事始めの今週、東北地方は平年を下回る厳しい寒さが続くでしょう。また、3連休明けの11日(火)頃は雪や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。

あす(水)は小寒 厳しい寒さ続く 雪の降る範囲は午後ほど狭くなる

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あす(水)は二十四節季の一つ「小寒(しょうかん)」です。寒さが厳しくなり始める頃とされていますが、東北地方は年末年始から厳しい寒さが続いています。

あす(水)も各地で寒さが厳しく、最高気温が0℃に届かない真冬日となる所があるでしょう。風も強まるため、体感温度はさらに下がりそうです。防寒対策はしっかりと行いましょう。真冬日予想の所では、朝晩だけではなく昼間でも水道管凍結に注意が必要です。長時間の外出の際は、必ず水抜きを行ってから外出するようにしましょう。

天気に関しては、あす(火)の午前中は日本海側ほど雪の降る所が多いでしょう。ただ、午後になると冬型の気圧配置が緩み、上空の寒気も次第に抜けるため、雪の降る範囲が徐々に狭くなりそうです。

厳しい寒さは今週いっぱい 11日頃は雪・風強まる恐れ

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6日(木)は南岸低気圧が本州の南海上を通過する予想です。南岸低気圧は東北太平洋側に大雪をもたらすことがありますが、今回は陸地から少し離れた所を通過するため、今のところ東北太平洋側で大雪の心配はない見込みです。

ただ、6日(木)夜から7日(金)にかけて気圧の谷が北日本付近を通過するでしょう。通過後は冬型の気圧配置となり、寒気が南下する予想です。このため、東北日本海側を中心に再び、雪や風が強まる所があるでしょう。ふぶきによる見通しの悪さに注意して下さい。

8日(土)から9日(日)にかけては東北北部付近を低気圧が通過するでしょう。低気圧に向かって暖かい空気が流れ込むため、沿岸部を中心にはじめは雨で降る所もありそうです。積雪の多い地域ではなだれや屋根からの落雪に注意して下さい。一方、内陸は雪で降る所が多く、局地的に降り方が強まる恐れがあります。

10日(月)は再び、南岸低気圧が本州の南海上を東進する可能性があります。低気圧が進むコースなど、予報にはまだ幅があるため、今後の最新の情報に注意して下さい。

11日(火)は北海道の東で低気圧が発達し、日本付近は冬型の気圧配置が強まるでしょう。大雪の目安となる上空5000メートル付近でマイナス36℃以下の強い寒気が東北北部付近まで南下する予想です。このため、東北北部や日本海側を中心に広い範囲で雪や風が強まる恐れがあります。3連休明けは荒れた天気に注意が必要です。

気温は今週いっぱいは平年を下回り、厳しい寒さが続くでしょう。9日(日)になると平年並みまで戻る見込みです。引き続き、風邪などひかないよう、体調管理にお気を付け下さい。