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20日(水)、北海道や東北の日本海側、北陸を中心に雨雲や雷雲がかかっています。夜にかけて、局地的に大雨の恐れがあります。

北陸で1時間に30ミリ以上の激しい雨を観測

20日(水)、北日本付近を低気圧が通過中です。日本付近の上空に、この時期としては強い寒気が流れ込んでおり、東北の日本海側や北陸を中心に、大気の状態が非常に不安定になっています。

北海道や東北の日本海側、北陸を中心に雨雲がかかっており、雷雲にまで発達している所もあります。新潟県上越市では、午前7時52分までの1時間に33.0ミリの激しい雨を観測しました。

雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の間で発生する放電を対地放電、つまり落雷といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を雲放電といいます。

北海道・東北の日本海側・北陸 雨や雷雨 局地的に大雨の恐れ

北海道や東北の日本海側、北陸は、夜にかけて雨が降るでしょう。雷が鳴り、雨脚が強まる所もある見込みです。局地的に大雨になる恐れもあります。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

雷雲の周辺では、竜巻などの激しい突風が発生したり、雹(ひょう)が降ることもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、建物の中など、安全な場所に移動してください。