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7日土曜は「立秋」で、暦の上では秋を迎えますが、実際は、危険な暑さが続くでしょう。最高気温は、35℃前後の所が多く、北海道でも猛暑日の所がありそうです。台風の近づく関東では、気温は6日金曜ほど上がりませんが、湿度が高くなるので、不快な暑さでしょう。熱中症対策を、心掛けてください。

立秋なのに 熱中症は「危険」や「厳重警戒」

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7日土曜は、二十四節気の「立秋」で、暦の上では秋を迎えます。ただ、暦通りとはいきません。全国的に体にこたえる暑さが続くでしょう。

最高気温は、北から南まで35℃前後の所が多く、新潟は37℃まで上がるでしょう。北海道でも猛暑日の所があり、旭川では、今年10回目の猛暑日(最高気温35℃以上)になりそうです。

一方、関東の最高気温は、6日金曜より3℃前後低い所が多く、30℃を少し超えるくらいになりそうです。ただ、気温が6日金曜ほど上がらなくても、台風が近づくことで、湿った空気が入り、「湿度が高くなる」というのがポイントです。湿度が高いのも、熱中症を引き起こす原因の一つですので、油断はできません。

熱中症情報をみますと、札幌や新潟などは一番上のレベルの「危険」、東京や名古屋は「厳重警戒」です。立秋でも、無理をしないで、こまめな水分補給を心がけるなど、暑さ対策を心がけてください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。