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昨日(15日)の道内の最高気温は、最も高くなった十勝地方の豊頃町大津でも氷点下0・7度にとどまり、今シーズン初めて道内の気温観測地点全てが真冬日となりました。週末にかけては広く真冬日が続く予想で、土曜日頃をピークにさらに寒さが強まる恐れもあります。

全道真冬日 昨年より9日早い観測

北海道の上空1500メートル付近には、一昨日14日から氷点下15度以下の真冬よりもさらに強い寒気が入っています。特に昨日が寒気のピークとなり、各地で厳しい寒さとなりました。昨日の道内の最高気温は、最も高くなった十勝地方の豊頃町大津でも氷点下0.7度にとどまり、道内173の気温観測地点全てが真冬日となりました。

昨年、初めて道内全地点で真冬日となったのは12月24日。今年はそれより9日早い観測となりました。

今朝は冷え込みも強まる 函館では9年ぶりの低温に

昨夜から今朝にかけての冷え込みも強く、特に広く晴れた太平洋側では放射冷却も加わって気温が下がりました。道内52地点で今シーズンの最低気温を記録し、函館(氷点下10.5度)、釧路(氷点下10.1度)、帯広(氷点下10.9度)など、今季初の氷点下10度以下を観測した地点もありました。中でも函館で12月中旬の時点で氷点下10度以下となることは珍しく、2011年以来9年ぶりのこととなりました。

週末は今回以上の寒気か?

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今日から明日にかけても上空には寒気が居座るため、寒さが続きますが、18日金曜日は気圧の谷の通過に伴い、寒気が弱まります。そのため、金曜日にはいったん気温は平年並みに戻り、札幌などでは久々のプラスの気温となりそうです。

しかし、その後は再び冬型の気圧配置に変わり、寒気が強まるでしょう。寒気は土曜日をピークに今回以上の強さが予想されており、さらに寒さが厳しくなる見込みです。体調を崩さないように十分注意して下さい。