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11日は、冬型の気圧配置が緩み、季節風が弱まる。北陸から北海道の日本海側は、午前中を中心に雪や雨の所があるが、次第に回復し晴れる。北海道から東北の太平洋側と関東から九州は大体晴れ。沖縄は雲が多く所々雨、北東風がやや強い。北陸や東北を中心に寒さが続く。

冷え込みの朝 北海道で今シーズン初 マイナス10℃を下回る

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けさも寒気の影響が残ったことや穏やかに晴れた夜で放射冷却が強まった所が多かった影響で、全国的に寒い朝になりました。

午前6時までの最低気温は、北海道喜茂別町でマイナス10.8℃、滝上町でマイナス10.4℃と、今シーズン初めてマイナス10℃未満になったほか、全国のアメダス230地点あまりでは、今シーズン最多の冬日(最低気温が0℃未満)になりました。

東京都心でも8.5℃まで下がって、今シーズン一番の冷え込みを更新しました。(気温のデータは速報値で、後刻訂正されることがあります。)

また、長野市からは昨年より17日早い初雪、宇都宮市からは昨年より5日早い初氷の便りも届きました。宇都宮の初氷は、関東では今シーズン初めてです。

きょうの天気 日本海側では晴れ間戻る

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きょう11日(水曜日)は、冬型の気圧配置が緩む見込みです。西からの高気圧に覆われるため、雪や雨が降っている北陸から北海道にかけての日本海側を中心とした地域でも、日中は次第にやむでしょう。昼頃までは雲が多い見込みですが、午後は晴れ間が顔出す所がありそうです。

北海道と東北の太平洋側と関東から九州では、朝から晴れる所が多いでしょう。一部、朝のうち長野や兵庫、大分、本、鹿児島などの一部で霧がかかりますが、午後は、こちらも青空です。夜は星空がきれいに見える所があるでしょう。

沖縄は、冷たい北東の風がやや強めに吹きます、このため、雲が広がりやすく、局地的に雨が降るでしょう。海上では波の高い状態が続きそうです。

寒さは緩まず 12月並みの寒さの所も

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きょう11日(水曜日)の気温は、きのうと同じくらいの所が多いでしょう。

全国的に平年並みか低く、長野や金沢、新潟、秋田、青森など12月並みの寒さが続く所もありそうです。

各地の最高気温は、北海道は、5℃前後、東北北部は10℃以下の所が多く、東北南部と北陸、長野でも10℃を少し超えるくらいの所がほとんどでしょう。

関東と東海、近畿、中国、四国、九州は、15℃から20℃の予想です。

沖縄は、25℃前後ですが、北東の風がやや強く吹くため、体感温度は下がりそうです。

一気に鍋物が恋しい寒さになっていますが、寒さをしのぐ服装で、お過ごしください。