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この先、日本付近を度々低気圧が通過するでしょう。通過後は冬型の気圧配置ですが、一時的です。14日(火)から15日(水)は、九州から関東に広く雨雲がかかる見込みです。

12日(日) 日本海と日本の南に低気圧

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12日(日)は、日本の南を低気圧が東へ進む見込みです。日本海にも低気圧が発生し、夜には北陸に近づくでしょう。北陸付近は大気の状態が不安定になる見込みです。

日本の南の低気圧は、陸地から離れて進んでいますが、雨雲は陸地にかかっています。九州の太平洋側や四国、紀伊半島に雨雲がかかっており、この雨雲は東へ移るでしょう。九州や四国の雨は、昼頃には止む見込みです。近畿の太平洋側は夕方にかけて雨が降る所があるでしょう。東海は昼過ぎから夕方、関東は昼過ぎから夜のはじめ頃に所々に雨雲がかかる見込みです。

中国地方には、夜のはじめ頃にかけて日本海から雨雲やカミナリ雲が流れ込むでしょう。近畿の日本海側や北陸では、昼過ぎから、あちらこちらで雨や雷雨になる見込みです。発達したカミナリ雲の下では、突風が吹くことがありますので、ご注意下さい。北陸の標高の高い所では、雪になり、関東の山沿いにも雪雲がかかるでしょう。東北北部の日本海側や北海道も、昼過ぎから雪が降る所がある見込みです。

最高気温は、九州から東北は、きのう(11日)より低くなる所が多いでしょう。多くの所は3月並みですが、東海や関東では、ほぼ平年並みの予想です。

13日(月)は冬型の気圧配置 14日(火)は再び日本の南に低気圧か?

13日(月)成人の日は、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になるでしょう。北陸付近は大気の不安定な状態が続く見込みです。

晴れる地域は、九州や四国、近畿の太平洋側、東海、関東です。中国地方には、日本海で発達した雨雲が午前中にかかり、山沿いでは雪でしょう。近畿の日本海側は雲が多く、雨が降る所がある見込みです。北陸の雨や雪のピークは、未明から昼頃です。ピークが過ぎても、急にカミナリが鳴り、強い雨や雪の降る所があるでしょう。東北や北海道は、日本海側を中心に雲が多く、雪の降る所がある見込みです。

冬型の気圧配置は一時的で、14日(火)は、日本の南に低気圧が発生する可能性があります。九州から近畿にかけて雨雲がかかり、太平洋側を中心に本格的な雨になるでしょう。東海や関東も15日(水)にかけて雨雲がかかる見込みです。強い寒気が流れ込むことは予想されていませんが、低気圧は関東の南で発達することが考えられ、東海や関東付近で冷たい北風が吹く可能性があります。

寒中らしくない 日本の南を低気圧が度々通過

15日(水)は、冬型の気圧配置になりますが、これも一時的です。16日(木)には、大陸から高気圧が本州付近に張り出すでしょう。17日(金)は、日本の南を低気圧が東へ進む見込みです。

例年では、日本の南を低気圧が東進することが多くなるのは、2月半ばからです。ところが、この先、度々日本の南を低気圧が東進することが予想されます。低気圧が日本の東へ進み、西高東低の冬型の気圧配置になっても一時的で、強い寒気が流れ込むことはないでしょう。ただ、日本の南を東進する低気圧、いわゆる南岸低気圧は、東海や関東など太平洋側の地域に冷たい雨をもたらすことがあります。今後、最新の気象情報をご確認下さい。