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この先一週間は、北海道ではグッと季節が進みそうです。2日夜から3日にかけ雪が降り、峠道ではいきなり雪の積もる所があるでしょう。7日以降も雨や雪の降りやすい天気になりそうです。東北から九州にかけては晴れる日が多い見込み。ただ、気温はこれまでの平年より高い傾向から平年並みとなり、徐々に空気がこの時期らしいものへと変わっていくでしょう。

今夜 北海道は雪の降る所も

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きょう(2日)、本州付近は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れました。ただ、北海道の日本海側には、気圧の谷に伴う雲がかかり、最高気温も10度前後と、空気がヒンヤリしました。今夜は、北海道の上空1500m付近に、氷点下9度前後の寒気が流れ込みそうです。このため、今夜から明日(3日)の朝にかけて北海道は所々で雨や雪が降り、道北では平野部でも雨に雪がまじる可能性があります。また、峠道ではすでにうっすらと雪の積もっている所もありますが、さらに雪の積もる所がありそうです。車の運転には十分注意してください。東北から九州も次第に雲が多くなりますが、きょういっぱいは天気の崩れはなさそうです。

3日、4日 連休残りはスッキリせず

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あす(3日)は、連休中日。ただ、全国的に雲の広がりやすい天気になり、東北や関東、東海では傘が必要になりそうです。午前中は、気圧の谷の通過に伴い、東北地方で雨が降るでしょう。また、東海沖に低気圧が発生し、関東沖に進む見込みです。このため、東海や関東では、昼頃から夕方にかけて雨が降りそうです。雨雲のスケールはそれほど大きくはないため、雨の降る時間は長くはならないでしょう。ただ、千葉県など沿岸部ではザッと雨脚が強まる所もあり、注意が必要です。北海道や北陸、近畿から九州は雲が多いながら、晴れ間がでる見込みです。

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あさって(4日)は、日本の西に高気圧、東に低気圧と、一時的に西高東低の気圧配置になるでしょう。このため、本州付近では上空1500m付近で0度という寒気が北陸や関東北部まで南下しそうです。日本海側の地域では雲が広がりやすく、北陸では雨が降ったりやんだりの天気になるでしょう。山陰でも雨の降る時間がありそうです。日中もあまり気温が上がらずに、雨が冷たく感じられるでしょう。太平洋側は晴れる所が多く、連休最終日はまずまずのお出かけ日和となる見込みです。

8日は立冬 徐々に冬の気配も

連休明けの5日は高気圧に覆われて広い範囲で晴れるでしょう。6日以降も太平洋側を中心に晴れ間のでる所が多いですが、北海道は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすくなりそうです。7日以降の札幌は雨のマークですが、内陸などを中心に雪の所もあるでしょう。北海道の方は、タイヤを冬用にかえるなど、そろそろ冬支度をはじめて良さそうです。
気温は平年並みの日が多く、10月までのような平年より気温が高い傾向から変わっていく見通しです。8日は暦の上では立冬です。暖かい秋はそろそろ終わり、空気の冷たさが感じられる季節になろうとしています。