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3日(火)は、秋雨前線が朝鮮半島南岸付近まで北上し、九州は日差しが出て、各地で厳しい残暑が戻っています。午後2時半までの最高気温は、大分県日田市は34.7度と、猛暑日一歩手前まで上がりました。本県人吉市34.3度、佐賀県佐賀市33.1度など、各地で気温が上がりました。

厳しい残暑 大気の状態不安定

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8月下旬以降、九州は秋雨前線の影響でぐずついた天気が続き、一時的に秋めいた日もありましたが、きょう3日(火)の九州は日差しがでて、各地で厳しい残暑となっています。
午後2時半までの最高気温は、大分県日田市34.7度、熊本県人吉市は34.3度、鹿児島県薩摩川内市34.2度、佐賀県佐賀市33.1度まで上がるなど、各地で厳しい残暑が戻ってきました。
日差しと湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定になり、昼ごろから所々で発達した雨雲が発生しています。このあと、今夜初め頃にかけて、広い範囲で雨雲が湧きやすくなり、雷を伴い局地的に非常に激しい雨が降るおそれもあります。
急に暗い雲が近づいてきたり、雷の音が聞こえたり、冷たい風が吹くような時は、すぐ近くまで発達した雨雲が近づいている可能性がありますので、屋外での活動などは早めに切り上げましましょう。

今週は残暑が続く

今週は秋雨前線が九州の北に位置するため、九州は南から夏の暑い空気が流れ込み、残暑が厳しいでしょう。朝晩も蒸し暑くなり、再び熱帯夜も現れる見込みです。
今週の後半は、台風13号が東シナ海を北上するため、台風からの高温多湿な空気が九州へと流れ込み、一段と蒸し暑くなる見込みです。
今週は残暑が厳しく、熱中症の危険が高まりますので警戒して下さい。
屋外で作業をしたり、運動会の練習などする際は、無理をせず、定期的に休憩をして、こまめに水分の補給を行いましょう。