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上空の寒気が強く影響し、峠などでは雪となった所もあった今週の北海道
帯広では、18日に初霜と初氷が観測されました。
今週末の天気について、また、この寒気の影響がいつまで残るのか、解説します。

今週末の天気と気温

今週末の北海道は、北部で多少雲が広がる程度で、広く晴れて天気の崩れはなさそうです。
上空の寒気はすでに抜けてかかっており、次第に平年並みに戻る所が多くなりますが、夜も晴れる所が多く全般に風も弱く経過するため、放射冷却が効きやすい状況は続く見込みです。そのため、内陸を中心に朝晩の冷え込みは強まります。ここ何日間かは今季最低気温を更新したという一報を聞くことが多くなっていますが、再び、今季の最低気温を更新する所もありそうです。朝晩と日中の気温差が大きくなるため、服装選びには注意が必要です。

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週明け以降は気温上昇
北海道地方を対象とした異常天候早期警戒情報が18日に発表されています。内容は23日頃からの一週間、気温が平年よりもかなり高くなるというものです。
ここで使われる「かなり高い」とは、7日間平均地域気温平年差が+1.9度以上となることです。
これは、大陸方面の高気圧が次第に中心を太平洋に移し、北海道付近に暖かい南風をもたらし、朝の冷え込みが強まらないことが主な要因となります。特に、週の前半は晴れる日が多くなるため、日差しの力も借りて南西部の沿岸などで日中は20度を超える日もありそうです。
まとめ
土日は晴れるが朝晩冷える。その後は気温も上がり、週の前半を中心に晴れる!
※一部記事を修正しました。