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日本列島は秋のカラッとした空気に覆われていますが、来週は台風19号の北上に伴い熱帯産の暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。広く不快な暑さになりそうです。

18日(土) 広く秋めく

18日(土)は本州付近は秋の高気圧に覆われて、晴れ間が広がった所が多くなりました。
最高気温は大分県日田で34.6度、福岡県久留米で34.3度と、猛暑日一歩手前まで上がりましたが、東京都心では27.2度と30度に届かないなど、四国、中国地方から北海道では多くの所で9月並みとなりました。日中の湿度は40%前後まで下がった所が多く、カラッとした陽気になりました。
山形では初秋に縄張りを宣言のため高鳴きをするといわれるモズの初鳴きが平年より37日も早く観測されました。

来週は蒸し暑さ戻る

19日(日)から20日(月)は北海道は気圧の谷の影響で雲が広がりやすく所々で雨や雷雨となるでしょう。東北から九州は晴れ間が広がる所が多い見込みです。ただ、カラッとした陽気は続かないでしょう。小笠原諸島の南の強い台風19号は、今後、西よりに進み非常に強い勢力となる予想です。21日(火)から22日(水)には西日本に接近し荒れた天気となる恐れがあります。大陸から北日本付近には前線が延びて、台風から遠い地域も広く曇りや雨となるでしょう。
日本列島には台風の北上に伴い、熱帯産の暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。各地で湿度が高くなり不快な暑さに。日差しがなくても九州から近畿では35度くらいまで上がる所がありそうです。夜も25度を下回らない熱帯夜となる所があるでしょう。