山口県では昨夜から活発な雨雲がかかり、24時間で100ミリを超える大雨となっています。この影響で、午前11時現在も、県内の4つの河川が氾濫危険水位を超えています。

午前8時40分の山口県の雨雲の様子
午前8時40分の山口県の雨雲の様子

梅雨前線が九州付近をゆっくりと南下している影響で、山口県内は大気の状態が非常に不安定となっています。
山口市では午前4時5分までの1時間に44.5ミリの激しい雨を観測するなど、
昨夜から今朝にかけては、断続的に活発な雨雲がかかり続けました。
24時間雨量は下関市で149ミリ(午前11時まで)と、所々で100ミリを超えています。
この影響で、午前11時現在も県内の錦川、切戸川、友田川、粟野川の4つの河川が
氾濫危険水位を超えています。
氾濫危険水位とは、住民の避難の判断基準となる値です。
このあとも、川の付近には近づかなようにしてください。
そして、市町村からの情報を確認し、適切な防災行動をとって下さい。