今週は梅雨前線が北上傾向にあって、活動は活発化。九州から東北は梅雨本番になりそうです。沖縄と九州から東北は蒸し暑い日が多くなるため、熱中症に十分ご注意下さい。

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梅雨前線 活動は活発化

きょう19日(日)
大陸から延びる梅雨前線が九州と四国にかかっています。九州では未明から局地的な大雨になっており、本県牛深(ウシブカ)では午前5時頃までの1時間に83.5ミリの猛烈な雨が観測されました。
このあとも九州では雷を伴って局地的に非常に激しい雨が降り、大雨のおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒し、川の増水やはん濫に警戒して下さい。
また、活発な雨雲は東へ広がります。九州だけでなく、東海にかけても急な激しい雨や雷雨に注意して下さい。

あす20日(月)以降
梅雨前線は北上傾向にあって、26日(日)にかけて本州付近を南北に動く見込みです。南からは暖かく湿った空気が流れ込んで、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。梅雨前線の動きによって、九州から東北地方では日本海側でも局地的な大雨になるおそれがあります。
※今週は梅雨前線の位置と活動の変化に警戒が必要になります。気象情報はこまめに確認しましょう。
梅雨がない北海道も湿った空気の影響で、雲の広がりやすい天気が続きそうです。
低気圧が通過する23日(木)頃は雨が降るでしょう。
梅雨明けした沖縄と奄美地方は夏空が続く見込みです。

熱中症に警戒を

沖縄と九州~東北には高温に関する「異常天候早期警戒情報」が発表されています。
21日(火)頃からの約1週間は、気温がかなり高くなることが予想されます。
今週は暖かく湿った空気をもたらす太平洋高気圧の勢力が強く、曇りや雨の日でも湿度だけでなく、気温も高いでしょう。沖縄と九州から関東は30度前後まで上がる日が多く、東北は夏日が続く見込みです。蒸し暑い日が多くなりますので、熱中症には十分ご注意下さい。