九州　雨の季節近づく

九州は、5月17日から1週間、晴れの天気が続きましたが、この晴天もきょう(23日)までてす。あす(24日)から週末は、九州は曇りや雨の日が多くなる見込みです。九州は雨の季節が近づいています。

晴天傾向から一転、ぐずついた天気に

5月16日に奄美地方と沖縄地方が梅雨入りし、南西諸島は梅雨前線の影響を受けて曇りや雨のぐずついた天気が続いていますが、今週は前線が九州付近まで北上してくる見込みです。
九州は、これまでの晴天傾向から一転、前線や気圧の谷の影響を受けて、曇りや雨の日が多くなり、本格的な雨の季節の訪れが感じられるようになりそうです。
梅雨入りの平年日は、九州北部地方は6月5日頃、九州南部は5月31日頃です。去年(2015年)は、九州北部・南部はいずれも6月2日に梅雨入りしています。

雨の季節の前に

九州は次第に雨の季節が近づいてきています。
ことしは、先月、発生した熊本地震で、揺れの大きかった熊本や大分ではすでに地盤がゆるみ、山間部などでは土砂崩れなどが多数発生しています。そこへ梅雨の時期は大雨が降ると、土砂災害や河川の増水・氾濫などがさらに起こりやすくなります。ことしの梅雨は、例年以上に大雨に対する警戒が必要です。
いざという時にどう行動するのか、今のうちから家族や周囲の人たちと話し合いをし、早めに大雨への備えを確認しておきましょう。