五木寛之(いつき・ひろゆき)/1932(昭和7)年、福岡県生まれ。生まれてすぐ朝鮮半島に渡り、47年に引き揚げ。66年「さらばモスクワ愚連隊」で第6回小説現代新人賞、翌67年「蒼ざめた馬を見よ」で第56回直木賞受賞。『青春の門』『蓮如』『親鸞』『大河の一滴』など著書多数。近著に『デラシネの時代』『マサカの時代』など。(撮影/植田真紗美)
「インタビューや講演で話すのも、写真の被写体になるのも、書くことと同じで大切な表現活動だと思っています。僕は撮ってもらうときに、アゴが上がる癖があるんですよね。今日も気を付けないと」(撮影/植田真紗美)