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世界初のインスタントラーメン誕生
1958年8月25日。麺を油で揚げることで水分を飛ばして乾燥させる方法(瞬間油熱乾燥法)を思いついたことが発明の決め手になった(写真は再現された、研究小屋内部)
(撮影/岸本絢)
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発売当初のチキンラーメンのテレビCM「コマソン篇」も相まって、爆発的ヒットに
(c)日清食品
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発売当時のチキンラーメン
(c)日清食品
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サッポロ一番みそラーメン
1960年代インスタントラーメン戦国時代
全国のラーメンを食べ歩いた先代社長が札幌のラーメン店で出合ったみそ味に惚れ込み開発。当初は1食30円で販売
(c)サンヨー食品
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支那筍(めんま)入 明星ラーメン
1960年代インスタントラーメン戦国時代
お湯を注ぐだけよりひと手間かかるが、本格的な味わいで主婦の支持を獲得。1食35円で販売
(c)明星食品<販売終了>
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1971年 立って食べられるカップヌードル登場
発売当初(写真左)と現行(右)のパッケージはほとんど変わっていない。「45年以上たった今も色褪せない先進的なデザインと、立って食べるというスタイルの斬新さはインパクトを与えました」(インスタントラーメンの達人・大山即席斎さん)
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劉昌麺(りゅーしょうめん)
「中国の料理人監修で、『だから値段、ちょっと高いね』というCMが印象的。登場が早すぎたのか、なくなってしまい残念」(大山さん)
(c)明星食品
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日清食品創業者の安藤百福氏。2005年には95歳で世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」を発明
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明星 中華三昧 広東風拉麺
1980年代前半 高級化するインスタントラーメン
「広東風(しょうゆ味)」「北京風(塩味)」「四川風(みそ味)」の3種が登場(写真は発売当初のもの)
(c)明星食品
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ミニラーメン ちびろく
「小さな麺が6つ入りで、量が選べるという目のつけどころがよかった。『あなたはちびいくつかな』というせんだみつおさんのCMも懐かしい」(大山さん)
(c)明星食品
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スーパーチャーシュー ラーメン生しょうゆ仕立て
1980年代後半 大型化、本格派も登場
「麺を増やして」との消費者の声を受け、1.5倍の90gに増やしたら大ヒット。大型カップのパイオニア的存在(写真は発売当初のもの)
(c)エースコック
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日清ラ王 しょうゆ
1980年代後半 大型化、本格派も登場
生タイプ麺を採用。その後、生麺に近い食感のノンフライ麺が主流となり、販売を終了するが、2010年にノンフライ麺タイプとなって復活(写真は発売当初のもの)
(c)日清食品
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マダムヤン(楊夫人)
本格中華麺の流れをくむもので、チャイナドレス姿の「楊夫人」が印象的。「マダムヤ?ンというCMソングが耳に残っている人も多いのでは?」(大山さん)
1982年発売<販売終了> (c)ハウス食品
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わかめラーメン
「わかめをメインの具材にし、完成時に盛りだくさんになるアイデアが素晴らしい!」(大山さん)
(エースコック 1983~、写真は発売当初のもの) (c)エースコック
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今年で35周年。発売当初の石立鉄男さんのCMは記憶に残る
(c)エースコック
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日清名店仕込み 博多一風堂 赤丸新味
2000年代 ご当地ラーメンからのコラボもの
博多の人気とんこつラーメン店「一風堂」と日清食品のコラボ商品。店の味をいかに再現するかが勝負の決め手(写真は発売当初のもの)
<販売終了> (c)日清食品
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マルちゃん正麺 醤油味
2018年 そして今… 老舗ブランド強し。一方で袋麺が注目
2011年発売の大ヒット商品。生麺をそのまま乾燥させることで、生麺本来の味や食感をキープ(写真は発売当初のもの)
(c)東洋水産
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多様化する袋麺
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ご当地インスタントラーメン
しゃれとんしゃあ熊本(熊本)580円(販売)/890円(店内)
九州特有の細ストレート棒麺のしなやかさと、ガーリック風味の白濁豚骨スープは本物に匹敵するレベルの高さ。「麺にスープがからみやすく、のどごしもいい。2食入りなので、自宅で替え玉も楽しめますよ」(居酒屋さくら店主・土橋泰二さん)
(撮影/岸本絢)
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ご当地インスタントラーメン
しゃれとんしゃあ熊本(熊本)580円(販売)/890円(店内)
九州特有の細ストレート棒麺のしなやかさと、ガーリック風味の白濁豚骨スープは本物に匹敵するレベルの高さ。「麺にスープがからみやすく、のどごしもいい。2食入りなので、自宅で替え玉も楽しめますよ」(居酒屋さくら店主・土橋泰二さん)
(撮影/岸本絢)
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ご当地インスタントラーメン
瀬戸内塩レモンあじラーメン(広島)、350円(販売)/790円(店内)
近年人気の瀬戸内レモンをふんだんに使った一品。「レモン味のラーメンというのが新しいですね。さっぱりとした味で女性にも人気。塩、レモン、鶏ガラの風味の三位一体感がいい!」(居酒屋さくら店主・土橋泰二さん)
(撮影/岸本絢)
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ご当地インスタントラーメン
瀬戸内塩レモンあじラーメン(広島)、350円(販売)/790円(店内)
近年人気の瀬戸内レモンをふんだんに使った一品。「レモン味のラーメンというのが新しいですね。さっぱりとした味で女性にも人気。塩、レモン、鶏ガラの風味の三位一体感がいい!」(居酒屋さくら店主・土橋泰二さん)
(撮影/岸本絢)
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ご当地インスタントラーメン
天塩味しじみラーメン(北海道)、480円(販売)/890円(店内)
北海道でも珍しいしじみの産地・北るもいの天塩地区。レトルトパックの天然貝付きしじみ入りで、天塩町のキャラクター「てしお仮面」が目印。「完成度が高く、生麺のラーメンと間違えそう。麺のもっちり感もいい」(居酒屋さくら店主・土橋泰二さん)
(撮影/岸本絢)
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ご当地インスタントラーメン
天塩味しじみラーメン(北海道)、480円(販売)/890円(店内)
北海道でも珍しいしじみの産地・北るもいの天塩地区。レトルトパックの天然貝付きしじみ入りで、天塩町のキャラクター「てしお仮面」が目印。「完成度が高く、生麺のラーメンと間違えそう。麺のもっちり感もいい」(居酒屋さくら店主・土橋泰二さん)
(撮影/岸本絢)
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ご当地インスタントラーメン
福岡とまとラーメン(福岡)(350円)
地元産小麦と桃太郎トマトを使った、滋養たっぷりの新感覚ラーメン
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ご当地インスタントラーメン
マヨら~めん(大阪)(350円)
豚骨ベースに野菜のうまみとマヨネーズを合わせた、大阪オリジナルの味
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ご当地インスタントラーメン
比内地鶏白湯ラーメン(秋田)(350円)
鍋文化がはぐくんだ、地鶏のコクとしょうゆの深みのハーモニーが絶品
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ご当地インスタントラーメン
毛がに味北海道ラーメン(北海道)(350円)
スープにカニエキス、麺に毛がに粉末を練り込んだ北海道ならではの一品
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やかん亭グループ 居酒屋さくら
今回ご当地麺を作ってくれた。47都道府県、約100種のインスタントラーメンを調理し、手作りチャーシューなどをトッピングして店舗で提供。
東京都練馬区高松5-7-10 エメラルドビル1F
営業時間11:30~14:00、17:30~23:00
日曜・祝日休み
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編集部実食!インスタントラーメンちょい足しレシピ
緑茶でうまみUP!
(材料)サッポロ一番塩らーめんどんぶり、緑茶(特徴)緑茶に含まれる「テアニン」はアミノ酸の一種で、昆布と同様のうまみがある。うまさを増幅させるのが狙い。
(作り方)水と緑茶を1:1の割合で沸騰させ、カップ麺に注ぐ
(撮影/片山菜緒子・写真部)
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編集部実食!インスタントラーメンちょい足しレシピ
緑茶でうまみUP!
味 ★★★★、作りたい度 ★★★★
部員コメント「お茶だけで作っても良さそう。緑茶ティーバッグを入れると簡単かも」、「スープを飲んだ時、明らかにうまみがわかる。後味もさっぱり」「お湯だけで作ったものと比較すると、出汁の風味が強く出ている」
(撮影/片山菜緒子・写真部)
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編集部実食!インスタントラーメンちょい足しレシピ
ラーメン+駄菓子
(材料)マルちゃん正麺 カップ 濃厚とろ豚骨、うまい棒コーンポタージュ味
(特徴)駄菓子は「うまみのかたまり」なので、ぜひ活用を!
(作り方)お湯を注ぐ前にうまい棒1/3を砕いて入れ、完成後に残りをトッピング
(撮影/片山菜緒子・写真部)
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編集部実食!インスタントラーメンちょい足しレシピ
ラーメン+駄菓子
味 ★★★★、作りたい度 ★★★
部員コメント「濃厚な味わいになるので、食べている途中で追加するといいかも」、「コーンポタージュの味がかなり強く出ている。年配者には濃すぎる?」「おいしいけど、カップ麺に加えてうまい棒となるとカロリーが心配(笑)」
(撮影/片山菜緒子・写真部)
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編集部実食!インスタントラーメンちょい足しレシピ
サバ缶みそラーメン
(材料)スーパーカップ1.5倍熟成味噌、サバのみそ煮缶、カイワレ、しょうが
(特徴)魚と野菜を加えると、栄養バランスもアップ!
(作り方)ラーメン完成後、サバを適量のせる(汁は入れない)。仕上げにカイワレとしょうがも
(撮影/片山菜緒子・写真部)
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編集部実食!インスタントラーメンちょい足しレシピ
サバ缶みそラーメン
味 ★★★★、作りたい度 ★★★★★
部員コメント「サバとカイワレで栄養UPがいい。しょうがでさらにおいしくなる」、「サバとラーメンの異なるみそ味の合わせ効果か、深みが倍増した!」「ちょっと味が濃く感じたので、サバは水煮缶にしてもいいかも」
(撮影/片山菜緒子・写真部)
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