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栗原心平さん
自宅キッチンに立つ栗原心平さん。「洗い物がたまってもジャブジャブ洗える広いシンクがいい」と特注した。モノは多くても、調理スペースはしっかりと確保
くりはら・しんぺい/料理家・栗原はるみさんの長男で、ゆとりの空間代表取締役社長。幼い頃から得意だった料理の腕を生かして、テレビなどで活躍。料理番組「男子ごはん」(テレビ東京系)にレギュラー出演中。
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栗原心平さん
キッチンがあるのは2階で、食器棚の裏側が階段。器や調理器具は「迷ったら買う」という母・はるみさんの教えに従っている。同じ形や大きさのものを重ねることで、見せる収納を実現
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栗原心平さん
食材の硬さや、どう切るかによって使い分けているという包丁
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栗原心平さん
10年ほど前、料理家のケンタロウさんがプレゼントしてくれた革製の包丁ケース。今も大切に使っている
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栗原心平さん
窓際に並ぶのはお酒のボトル。一日の終わりに家で飲むのが楽しみで、青いキャビネット内にはグラスがずらり
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栗原心平さん
自身の結婚式の引き出物にした器。陶芸家・荒木義隆さんの作品
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藤野真紀子さん
ふじの・まきこ/料理上手の祖母と母に育てられ、結婚後は夫の海外転勤に伴ってパリやニューヨークでお菓子と料理を学ぶ。帰国後、お菓子教室を主宰。食の大切さと料理の楽しさを伝える食育の活動も積極的に行う。
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藤野真紀子さん
渋い飴色が美しく、よく使い込まれた引き出し式の棚。「実はこれ、ワイシャツを入れるためのものだったの」。今はカトラリーやテーブルまわりのものを収めている
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藤野真紀子さん
フォン・ド・ヴォーやブイヨン、各種スパイス、オリーブオイル、ギリシャ風オリーブ、バニラビーンズと、どれもお菓子や料理作りに欠かせないものばかり
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藤野真紀子さん
混ぜる、空気を含ませる、練るが一台でできる「メランジュール・ロボ」(中央)は藤野さんが監修したもの
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藤野真紀子さん
パリ在住中に買った「ドュフー」の鉄鍋。無骨で風格が漂う
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浜内千波さん
葉もの野菜やハーブ類がたくさん植えられた庭。大量の野菜を使うため、ここで“自給自足”。新鮮なものがすぐ食べられるのも魅力
はまうち・ちなみ/OLを経て料理家へ。野菜を中心とし、健康に留意した家庭料理に定評があり、自身も1年間で50キロの減量に成功した経験の持ち主。「料理は、もっともっと夢のある楽しいもの」がモットー。
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浜内千波さん
約15年前に家を建てた時に、キッチンにこだわりを詰め込んだ。掃除がしやすく、傷も味わいになるステンレスを基調とし、床には温かみが感じられるテラコッタを選択
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浜内千波さん
軽くて多層構造で、保温効果が高い鍋が好み。食材のうまみを引き出すために、調味料を極力使わず、蒸す、煮るといった調理をよく行うため、鍋の選択も重要
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浜内千波さん
キッチン横のパントリー(食材などを収納する小部屋)には、調味料や乾物、ストック食材などがひと目でわかるように整理されている。塩の種類の多さが目を引く
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浜内千波さん
「この箱、100円均一ショップで買ったシューズケースなの!」と浜内さん。そうめんなどの乾麺がぴったり収まり、重ねて収納できるため、重宝しているという
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浜内千波さん
浜内さんといえば野菜たっぷりの家庭料理。夫婦で毎日、野菜は1人約1キロを目指して取っているため、このサラダボウルはすべて普段使いのもの。夫婦で少しずつ集めてきた
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浜内さん直伝レシピ 自家製カッテージチーズ
(材料)牛乳 900ミリリットル、穀物酢 大さじ3杯、塩 少々(牛乳に対して2%)
(作り方)1.牛乳を鍋に入れ、塩と酢を加える。2.さっとかき混ぜながら中火で温め、ゆっくりと沸騰させる。3.黄色がかった水分と白くてもやもやしたかたまりに分離するので、ふきんなどで水分をこし、かたまり部分を容器に入れ、一晩冷蔵庫で固める。4.食べる直前に容器から出し、一口サイズにカット。オリーブオイルと塩コショウをかけ、野菜を添える。5.急いでいる時は、3のかたまりに10分重しをのせて水切りすれば、柔らかいチーズが味わえる。
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