新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか 新宿・歌舞伎町にホストクラブやバー、美容室など十数軒を構える、元ナンバーワンホストの名物経営者が、欲望の渦巻くこの街のプロフィールを縦横に語り尽くしている。 話題の新刊 週刊朝日 1/22
日没 「飛び降りる分には、誰も止めませんよ。というか、奨励されています」と先に収容されていた男が語りかける。ある日、総務省を名乗る男に呼び出され、海岸近くの「療養所」に軟禁された女性作家の話だ。 話題の新刊 週刊朝日 1/22
頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる とかく、マインドフルネスはわかりにくい。何冊読んでも理解できない、という方も多いのではないだろうか。しかし、あれだけアメリカでブームになっているのだ。ぜひ、その効果を実感してみたい。それなら、近道がある。 話題の新刊 週刊朝日 12/17
谷崎潤一郎 性慾と文学 2017年6月に決定版の全集が完結し、未発表の資料がなくなったのを機に、文豪<谷崎潤一郎>誕生の道筋を跡づけたいとの思いで本書を書きはじめたという著者。それが期せずして谷崎の「性慾史」の記述となり、予想もしていなかった書名に結びついてしまったという。それも道理で、第1作『刺青』から晩年の『鍵』『瘋癲老人日記』等に至るまで、谷崎のビブリオグラフィはほぼ全期間にわたってなんらかの形で「性慾」に色づけられている。 話題の新刊 週刊朝日 12/11
サキの忘れ物 カフェでアルバイトをする主人公・千春は、ある日、お客さんが店に忘れた文庫本を手にとる。高校を中退し、夢中になれるものがなかった千春だが、なぜかその本が気になり、読んでみたいと思う。そして書店へ行き、本を買い、カフェのお客さんと会話を交わし、千春の人生は少しずつ動き始める。 話題の新刊 週刊朝日 12/11
新橋パラダイス 駅前名物ビル残日録 東京・新橋といえば、「サラリーマンの街」の代表格としてしばしばテレビニュースの街頭インタビューでも取り上げられる場所だが、実際にはとてもそのひとことでは表しきれない複雑な来歴と背景を持つ街でもある。それを象徴するのが、線路を挟んで東西の駅前に立つ新橋駅前ビルとニュー新橋ビルだ。 話題の新刊 週刊朝日 12/3
ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 ブルシット・ジョブという言葉は、著者であるデヴィッド・グレーバーが、役立たないにもかかわらず、それを自覚して従事する仕事について名付けたものだ。 話題の新刊 dot. 11/26
食べることと出すこと 20歳のときに発症した著者が「潰瘍性大腸炎」とは、どのような難病かを綴った体験エッセイ集。著者は『絶望名人カフカの人生論』などのカフカ研究で知られる文学紹介者で、絶望的になってしまう日常をあえて克明に記述している。 話題の新刊 週刊朝日 11/26
大谷翔平 その先へ 米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。 大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024 共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。 米大統領選2024
本にひたる 暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。 自分を創る本
思考中毒になる! 会社では決められた業務をこなし、プライベートではネットやSNSで時間を潰す。そんな停滞する日常を、好転させる力を持った本だ。本職は大学教授でありながら、多くの本を書き、テレビへの出演も多い著者だ。「思考中毒」になれば幸せな人生を送ることにつながる、という本書の言葉には十分な説得力が感じられる。 話題の新刊 週刊朝日 11/19
赤ちゃんポストの真実 熊本市の慈恵病院が2007年に開設した「赤ちゃんポスト」について、地元の熊本日日新聞の記者が粘り強い取材を行い、美談に留まらない「真実」をまとめ上げた。 話題の新刊 週刊朝日 11/19
もう終わりにしよう。 もう終わりにしようと思ってる──付き合い始めて7週間の「わたし」とジェイクは、彼の両親に会うため田舎の農場に向かっている。2人きりの初めての遠出。互いに強い絆を感じている。しかし「わたし」の頭を占めているのは「終わりにする」ことばかり。 話題の新刊 週刊朝日 11/5
テクノロジーの未来が腹落ちする25のヒント シンギュラリティーとは、AIが人類を凌駕する技術的特異点のこと。ただし朝日新聞に連載された「シンギュラリティーにっぽん」におけるその語には、もう少し広い含意がある。AIに限らず、技術が進歩していった果てに、社会はどう変わるのか。それに伴う課題の数々に、丹念な取材を通じて焦点を当てているのが本書だ。 話題の新刊 週刊朝日 11/5
万葉集講義 飛鳥・奈良時代の「素朴でおおらかな」日本人の心性を歌い上げた、真に日本的なるものを表徴する歌集──万葉集に付されがちなそうしたレッテルに、著者は真っ向から異を唱える。 話題の新刊 週刊朝日 11/2
東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話 「東大卒」の看板は重い。就職戦線では無敵のパスポートだし、社会人になってからも一目置かれる。一方、看板が重荷になることも少なくない。仕事ができても「東大卒だから」、できなければ「東大卒なのに」。著者も「東大卒」の呪縛に苦しんだひとりだ。 話題の新刊 週刊朝日 11/2