バブルに狂わされダメになった…証券会社社員の青春残酷物語 桐野夏生の新刊
『真珠とダイヤモンド』(上・下、桐野夏生、毎日新聞出版 上1760円、下1650円・税込み)はバブル時代に証券会社の福岡支店に入った男女3人の流転を描いた長編小説だ。NTT株が売り出され、世の中は沸いていた。証券マンのボーナスは札の厚みで封筒が立つと言われた時代だ。
週刊朝日
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『真珠とダイヤモンド』(上・下、桐野夏生、毎日新聞出版 上1760円、下1650円・税込み)はバブル時代に証券会社の福岡支店に入った男女3人の流転を描いた長編小説だ。NTT株が売り出され、世の中は沸いていた。証券マンのボーナスは札の厚みで封筒が立つと言われた時代だ。