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「朝日新聞出版の本」に関する記事一覧

感動のあまり泣き出す女性も… 作家・森絵都がデビュー30年で初のサイン会開催
感動のあまり泣き出す女性も… 作家・森絵都がデビュー30年で初のサイン会開催 7月24日の夕暮れ時。丸善書店丸の内本店(東京)には長蛇の列ができた。児童文学から青春小説、家族小説など多彩に活躍する作家、森絵都さんの新刊『カザアナ』(朝日新聞出版)の出版を記念したサイン会だ。意外にもデビュー30年にしてサイン会は初めて。開催告知からすぐに同店には問い合わせが相次ぎ、当日参加も加わってファンの列は伸びていった。
ツイッターはアホばかり? なぜ建設的な議論ができないのか<アホから解放される相談室>
ツイッターはアホばかり? なぜ建設的な議論ができないのか<アホから解放される相談室> 「アホとは戦うな。時間の無駄である」と提唱する、元政治家であり、現在はシンガポール・リークアンユー政治大学院で教鞭を執る田村耕太郎さん。しかし、シリーズ75万部を突破した著書『頭に来てもアホとは戦うな!』の読者からは、「それでも戦ってしまう……」と多くの悩みの声が寄せられているという。日々の仕事・暮らしの中で「アホ」に悩んでいるあなたに、ちょっとでも気持ちが楽になるヒントを田村さんが提案する連載「アホから解放される相談室」。今回は「ツイッター上のアホ」について。
世界に類をみない発見! 3万年前に行われていた驚くべき狩猟法とは?
世界に類をみない発見! 3万年前に行われていた驚くべき狩猟法とは? 三島市初音ヶ原遺跡で検出された土坑群(写真奥の丸い穴)。箱根山麓の丘陵上に直径1~2メートル、深さ1.4~2メートルの陥し穴が連綿と続いている。世界的にもまれな旧石器時代の陥し穴猟の痕跡と考えられる(三島市教育委員会写真提供) 大津保畑遺跡で検出された陥し穴7号の完掘状況(鹿児島県立埋蔵文化財センター蔵、写真提供) 国立科学博物館に展示されている、旧石器時代の陥し穴猟の様子を想像した模型(佐藤宏之氏撮影)  日本各地で日々行われている発掘調査。その成果を全国的な視野でとらえることにより新事実が浮かび上がり、日本史の常識が塗り替えられることがある。
眼も8個、脚も8本、3億年も姿を変えていない不思議なクモ
眼も8個、脚も8本、3億年も姿を変えていない不思議なクモ 夏休み、悩みの種といえば自由研究のネタ探しだろう。そこでお勧めなのがクモ。毒グモもいるが素手で触らなければ大丈夫、生態や姿形もよくよく見れば興味深い。学習まんが『バトル・ブレイブス 殺人ヘビと猛毒グモ』(7月5日発売)の監修者でクモ研究歴50年の国立科学博物館名誉研究員・小野展嗣さんに、クモの魅力と自由研究の方法をたっぷり聞いた。
東京新聞・望月記者への質問制限問題 アンケートから見えてきた記者たちの本音とは
東京新聞・望月記者への質問制限問題 アンケートから見えてきた記者たちの本音とは 東京新聞・望月衣塑子記者への質問制限をめぐって、新聞労連が5月に官邸クラブ員を対象にアンケートを実施した。官邸による質問制限問題の内情を詳細に描いた新著『報道事変 なぜこの国では自由に質問できなくなったか』(朝日新書)を出版し、自身も政治部記者として500回以上の官房長官会見を取材してきた新聞労連委員長の南彰氏が、アンケートの回答から浮かび上がってきた、政治部記者たちの本音やこの国のメディアが抱える課題を読み解いた。

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クモの毒「あなどってはいけない」理由とは? 親子で楽しむクモ学入門
クモの毒「あなどってはいけない」理由とは? 親子で楽しむクモ学入門 じめじめした日々が去ると、本格的な夏到来。虫たちが活発になる季節でもある。虫のなかでも、カやハチ、ムカデなど毒をもつ虫は嫌われ者。なかでも生粋のハンターであるクモは、すべての種類が毒をもつ。たいていは餌となる昆虫専門の毒だが、なかにはセアカゴケグモなど人体に影響を及ぼす毒をもつクモもいる。今年も6月13日に千葉県船橋市で、7月3日に岐阜市でセアカゴケグモが発見された。学習まんが『バトル・ブレイブス 殺人ヘビと猛毒グモ』(7月5日発売)の監修者でクモ研究歴50年の国立科学博物館名誉研究員・小野展嗣さんは「特に子どもの場合、セアカゴゲグモ以外のクモの毒もあなどってはいけない」という。なぜだろうか?
尊敬していた彼は、今やアホ夫! 幻滅ばかりの毎日から抜け出すには<アホから解放される相談室>
尊敬していた彼は、今やアホ夫! 幻滅ばかりの毎日から抜け出すには<アホから解放される相談室> 「アホとは戦うな。時間の無駄である」と提唱する、元政治家であり、現在はシンガポール・リークアンユー政治大学院で教鞭を執る田村耕太郎さん。しかし、シリーズ75万部を突破した著書『頭に来てもアホとは戦うな!』の読者からは、「それでも戦ってしまう……」と多くの悩みの声が寄せられているという。日々の仕事・暮らしの中で「アホ」に悩んでいるあなたに、ちょっとでも気持ちが楽になるヒントを田村さんが提案する連載「アホから解放される相談室」。今回は「家事や子育てに非協力的なアホな夫」について。
トランプ、メルケル、トルドー、安倍  G20首脳のスピーチ能力を採点
トランプ、メルケル、トルドー、安倍  G20首脳のスピーチ能力を採点 大阪で開催されたG20が閉幕しました。トランプや習近平をはじめ、世界の首脳が一堂に会しました。その会談の模様はニュースでも大きく取り上げられましたが、世界のトップ首脳のスピーチに、上手下手の差はどれほどあるものでしょうか? 日本人ながらニューヨークのスピーチ大会を4連覇し、『20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす』の著者でもあるリップシャッツ信元夏代さんにプロフェッショナルスピーカーの目線でチェックしてもらいました。

特集special feature

    ベストセラー『日本軍兵士』の吉田裕氏推奨の戦争ノンフィクション
    ベストセラー『日本軍兵士』の吉田裕氏推奨の戦争ノンフィクション 戦争体験を直接聞く機会が、ますます失われていくなか、日中戦争から太平洋戦争にかけての兵たちと家族・故郷の交信の記録を読み解いた、藤井忠俊著『兵たちの戦争――手紙・日記・体験記を読み解く』(朝日文庫)が出版された。手紙に書かれていることがすべてではない。厳しい検閲があるなか、真実はどこまで伝えることができたのか。また、夫や息子からの手紙で、故郷の家族は何を知ることができたのか。ベストセラー『日本軍兵士』を書いた吉田裕氏は、藤井氏の「読み解き」について、こう語る。
    戦闘員の4割が女性だったコロンビア・ゲリラ「FARC」。記者が見た意外な素顔とは…
    戦闘員の4割が女性だったコロンビア・ゲリラ「FARC」。記者が見た意外な素顔とは… コロンビアは、2016年11月に左翼ゲリラFARC(ファルク)との間に和平合意を締結。FARCは武装解除し、半世紀以上にわたる内戦が終わった。14年9月から約4年間、中南米特派員を務めた田村剛・朝日新聞記者は、FARC野営地にて、現在は一般市民となった戦闘員と寝食を共にして取材。彼らの意外な一面に触れた。著書『熱狂と幻滅 コロンビア和平の深層』より一部紹介する。
    『12万円で世界を歩く』から30年――あの過酷な旅、再び!
    『12万円で世界を歩く』から30年――あの過酷な旅、再び! 赤道越え、ヒマラヤトレッキング、バスでアメリカ一周……。80年代に1回12万円の予算でビンボー旅行に出かけ、『12万円で世界を歩く』で鮮烈デビューした下川裕治氏が、30年の時を経て、同じルートに再び挑戦した。あれから、旅は、世界は、どう変わったか? その旅は『12万円で世界を歩くリターンズ――赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編』(朝日文庫)としてまとめられ、出版された。自身の旅行作家としてのその始まりについて、下川氏は語る。
    ノンフィクション作家・内澤旬子が描く、リアルな移住体験記
    ノンフィクション作家・内澤旬子が描く、リアルな移住体験記 自らの被害体験をつづった『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文藝春秋)が話題となっている内澤旬子さん。乳癌に罹患した経験をまとめた『身体のいいなり』(朝日文庫)で講談社エッセイ賞を受賞するなど、身辺雑記の上手さは折り紙つきだ。その内澤さんが、地方移住の体験をつづった『漂うままに島に着き』の文庫判が7月5日に発売となった。その冒頭部分を紹介する。
    新五千円札の顔、津田梅子 日本最初の女子留学生が見た過酷な女性差別とは?
    新五千円札の顔、津田梅子 日本最初の女子留学生が見た過酷な女性差別とは? 2019年4月9日、新紙幣のデザインが発表され話題となった。新しい5000円札の顔に選ばれたのは、日本女子教育の先駆者・津田梅子。満6歳でアメリカに渡り、帰国後は津田塾大学を創設するなど女性の地位向上のため生涯を通して教育に身を捧げた女性だ。7月5日発売の『津田梅子』(大庭みな子著)は、津田梅子の手紙の内容を交えて彼女の心情を紐解きながら、その生涯を追った伝記文学である。本文より一部をご紹介しよう。
    少年・小林信彦がみた太平洋戦争とは?
    少年・小林信彦がみた太平洋戦争とは? それは、当時唯一の娯楽だった日本映画を観ることと同時進行の体験だった。スクリーンと現実の双方から戦争の表裏を知り、多感期の少年は成長した。『アメリカと戦いながら日本映画を観た』(朝日文庫)で当時の様子を克明につづった86歳の小林信彦にとって、“日本が<聖戦>を戦った日々”は忘れられない記憶である。小林少年の目に映った戦争の正体とはいかなるものだったのか? 本書の「はじめに」をお届けする。

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