
「子どもの便秘」に関する記事一覧



【子どもの便秘】家庭でケアは難しいことが多い。慢性化を防ぐには早期の治療が大切
腸の水分調節機能には個人差があるため、便の硬さは生まれつきの体質に左右されます。水分や食物繊維をしっかりとっても便秘になりやすい人は、たくさん汗をかく夏に、より便秘になりやすくなるもの。なかでも1~3歳の小さい子どもは便秘が「トラウマ」になりやすく、慢性化・重症化しやすいので、早い段階で大人が気づいて、きちんと治療することが重要です。パルこどもクリニック院長で「小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン」作成委員会委員長でもある友政剛医師のお話を、前編後編に分けてお届けします。前編に続き、後編では「子どもの便秘の治療法」を紹介します。

【子どもの便秘】排便の痛みが「トラウマ」になることも。対処法を小児科医が解説
観測史上最も早い梅雨明けとなり、猛烈な暑さが続くこの夏。小児科の友政剛医師は熱中症だけでなく、子どもの便秘の増加を危惧しています。夏は1年の中でもとくに便秘が起こりやすい季節ですが、子どもの便秘は放っておいてはいけない理由があります。とくに1~3歳の小さい子どもは便秘による排便時の肛門の痛みやかん腸が「トラウマ」になりやすく、排便を我慢するようになることで、便秘が急速に慢性化し、重症になりやすいのです。パルこどもクリニック院長で「小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン」作成委員会委員長でもある友政医師のお話を、前編後編に分けてお届けします。前編では「子どもの便秘の問題点と対処法」を紹介します。