今年9月、国の特別記念物である「カンムリワシ」が沖縄県の石垣市を訴えるという珍しい訴訟が提起された。石垣島での大規模なゴルフリゾート開発の見直しを求めた訴状を見ると、原告として、地元住民らのほかに「沖縄県石垣市石垣市民の森公園内 カンムリワシ」と記されている。実は、原告側の籠橋隆明弁護士は、1995年にもアマミノクロウサギなど奄美大島の希少動物たちを原告に加えた前代未聞の訴訟を手がけ、大きな注目を集めた人物。今回再び動物の弁護人を務める籠橋氏に、その狙いと、勝訴のための“作戦”を聞いた。
動物が原告? 特別記念物「カンムリワシ」が石垣市を訴えた! 異例の“住民訴訟”が勃発したワケ
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10/15