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工藤静香「抱いてくれたらいいのに」「恋一夜」「くちびるから媚薬」松井五郎作詞ベスト盤リリース決定
工藤静香「抱いてくれたらいいのに」「恋一夜」「くちびるから媚薬」松井五郎作詞ベスト盤リリース決定
工藤静香「抱いてくれたらいいのに」「恋一夜」「くちびるから媚薬」松井五郎作詞ベスト盤リリース決定  2016年3月9日に工藤静香のベストアルバム『My Heartful Best ~松井五郎コレクション~』が発売される。  これは、安全地帯「悲しみにさよなら」、氷室京介「KISS ME」、坂本冬美「また君に恋してる」など1980年代から現在まで、多数の名曲を手がけている作詞家の松井五郎が、工藤静香に提供した全28曲をコレクションした3枚組CD。  松井は、工藤静香のアイドル期と呼ばれる93年までのシングルのうち、計10作の作詞を担当し、いずれもオリコンTOP10入り、このうち 「恋一夜」と「くちびるから媚薬」はオリコン1位を獲得。また、今年10月に『工藤静香×DAMコラボレーション企画』として、カラオケで歌いたい楽曲を募集したところ、「恋一夜」「くちびるから媚薬」「抱いてくれたらいいのに」「メタモルフォーゼ」と4曲の松井五郎作詞曲がTOP10入りし、まさに記録と記憶の両面で工藤静香のヒット曲を支えてきたと言える。  本作の注目ポイントは、秘蔵音源と最新レコーディングの2曲が初CD化されること。まず、秘蔵音源の方は、1993年にレコーディングされていた作詞:松井五郎、作曲:後藤次利という工藤静香ヒットコンビによる「Without Your Love(仮)」。燃えたぎる情熱を秘めたラブバラードで、それまでの工藤静香に見られなかったような、まさにお宝音源。そして新曲の方は、松井五郎が今の工藤静香をイメージした書き下ろしで、作曲は「I’m nothing to you」や「Olivia」などセルフプロデュース期を支えてきた松本俊明が担当。松井五郎×松本俊明の組み合わせは、工藤静香の楽曲としては初めてとなる。  2015年は、ベストアルバム『My Treasure Best ~中島みゆき×後藤次利コレクション~』を機に、TV番組への出演など音楽面での活動が目立った工藤静香。2017年のソロデビュー30周年への布石ともなる本作は、工藤静香にとって、また長年のファンにとっても、お気に入り曲の詰まった、まさに“Heartful”な3枚組だ。  ◎ベストアルバム『My Heartful Best ~松井五郎コレクション~』2016/03/09 RELEASE(予定)PCCA-04347 3枚組/\3,000(税込)   収録楽曲(曲順未定):01.ワインひとくちの嘘02.抱いてくれたらいいのに03.夏がくれたミラクル04.X’masがいっぱい05.恋一夜06.Non-Stop07.天使みたいに踊らせて08.とても小さな傷心09.くちびるから媚薬10.セレナーデ11.Mirageの虜12.ぼやぼやできない13.メタモルフォーゼ14.めちゃくちゃに泣いてしまいたい15.MOONLIGHTのせいじゃない16.捨てられた猫じゃないから17.うらはら18.声を聴かせて19.さよならLONELY これっきりLONLEY20.きみが翼をひろげるとき21.わたしはナイフ22.あなたしかいないでしょ23.ちょっとしたGUILTY24.深海魚25.存在26.バロックパール27.Without Your Love(仮)28.新曲(タイトル未定)
billboardnews 2015/12/24 00:00
『関ジャム 完全燃SHOW』JUJUママの『スナック寿々』開店、カラオケにモノマネに大盛り上がり&あの名曲デュエットも
『関ジャム 完全燃SHOW』JUJUママの『スナック寿々』開店、カラオケにモノマネに大盛り上がり&あの名曲デュエットも
『関ジャム 完全燃SHOW』JUJUママの『スナック寿々』開店、カラオケにモノマネに大盛り上がり&あの名曲デュエットも  関ジャニ∞によるテレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』が11月29日に放送。ゲストにJUJUが出演した。  この日のスタジオではスナック好きのJUJUにちなみ「スナック寿々」が開店。JUJUママにスナック従業員の黒沢かずこ&椿鬼奴、そして古田新太と関ジャニのメンバーがお客さんという設定に。JUJUママに歌ってもらいたい名曲のリクエスト権を賭け、「飲みすぎてしまったJUJUママを心配してあげる胸キュンな一言」や、「泥酔したおじさんに絡まれているJUJUママを助けてあげるカッコイイ一言」などのお題に関ジャニのメンバーがチャレンジ。甘い台詞が次々飛び出すと思いきや、コントのような台詞が飛び出し、スタジオ大爆笑。  JUJUママはリクエストに答え、スナックで歌われている名曲ランキング人気No.1の中島みゆき「糸」と、昔から大ファンだという松任谷由実の不朽の名バラード「卒業写真」を生演奏をバックに熱唱。また、JUJUママと大倉がスナックの定番デュエットソング「ロンリー・チャップリン」に挑戦したり、黒沢かずこが定番の合いの手ソング「中森明菜 DESIRE-情熱」を披露したり、関ジャニのメンバーが桑田佳祐の“瞬間モノマネ”に挑戦したりと、本物のスナックさながらの雰囲気でおおいに盛り上がった。  そして、この日セッション「この夜を止めてよ」では、JUJUとともに錦戸がボーカルを担当。対面式でのデュエットに笑いがこらえられなかったとしながらも、原曲キーで歌いこなす錦戸の歌唱力をJUJUも絶賛。また、R&Bナンバーの難しさと楽しさを実感したという安田と、丸山、村上、大倉が演奏に参加し、切なくロマンティックなバラードをしっとりと奏でた。  そのほか恒例企画となった“音学完全燃SHOW”の講師には、清水ミチコが登場。「芋づる式ものまね講座」と題し、井上陽水と美輪明宏のものまねをベースに、出川哲朗、市原悦子、壇蜜、桃井かおりなど得意のモノマネを関ジャニのメンバーにレクチャーした。 次回の『関ジャム 完全燃SHOW』はゲストにback numberを迎え、12月6日オンエア予定となっている。 ◎番組情報テレビ朝日『 関ジャム 完全燃SHOW』毎週日曜23:15~※一部地域を除くhttp://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/
billboardnews 2015/11/30 00:00
リトグリ1stアルバム『Colorful Monster』全貌公開、リード曲は本日SOLにて初解禁
リトグリ1stアルバム『Colorful Monster』全貌公開、リード曲は本日SOLにて初解禁
リトグリ1stアルバム『Colorful Monster』全貌公開、リード曲は本日SOLにて初解禁  Little Glee Monsterの1stアルバム『Colorful Monster』の詳細が解禁された。  本作は、メンバーそれぞれのハーモニーがカラフルに重なる様子を表現したアートワークとなっており、3形態それぞれ異なる表現で世界観を表現したものとなった。同時に解禁となった収録楽曲は、TBS系金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」主題歌最新『好きだ。』や代々木ゼミナールCMソング『人生は一度きり』に加え、Charaのプロデュース曲『Feel Me』など。また、通常盤のDisc2には、ゴスペラーズのプロデュースによる「永遠(とわ)に」などカバー5曲が収められている。さらに、アルバムからのリード曲『小さな恋が、終わった』は11月26日に、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にて初オンエアされる。 ◎リリース情報Little Glee Monster1stアルバム『Colorful Monster』2016/1/6 RELEASE 初回生産限定盤 [CD+DVD]SRCL-8962~3 3,600円(tax in)CD01.好きだ。02.SAY!!!03.放課後ハイファイブ04.人生は一度きり05.小さな恋が、終わった06.書きかけの未来07.ガオガオ・オールスター08.NO! NO!! NO!!!09.Feel Me10.青春フォトグラフ11.HARMONY12.Girls be Free!13.ダイヤモンド14.全力REAL LIFE15.空は見ている DVD1st Live Tour~東名阪でハイ、ピース!!~Live at Shibuya TSUTAYA O-EAST 2015.04.19 -Track List-01.Girls be Free!02.SAY!!!03.Brand New Me04.ガオガオ・オールスター05.So Long Good Bye06.ダイヤモンド07.放課後ハイファイブ08.空は見ている09.青春フォトグラフand Special 通常盤[CD+CD]SRCL-8964~5 3,300円(tax in) 初回生産限定盤Disc1と共通 -COVERS-01.永遠(とわ)に(ゴスペラーズ)02.レイニーブルー(?永英明)03.Lady Marmalade(Labelle)04.Eyes to me(Dreams Come True)05.ファイト!(中島みゆき) 期間生産限定盤[CDのみ]SRCL-8966 1,980円(tax in) 01.好きだ。02.SAY !!!03.放課後ハイファイブ04.人生は一度きり05.小さな恋が、終わった06.ガオガオ・オールスター07.青春フォトグラフ
billboardnews 2015/11/26 00:00
関ジャニ∞ 30万枚目前の好セールスでビルボード週間アルバムチャート首位に、水樹奈々や1D、中島みゆきらもTOP5
関ジャニ∞ 30万枚目前の好セールスでビルボード週間アルバムチャート首位に、水樹奈々や1D、中島みゆきらもTOP5
関ジャニ∞ 30万枚目前の好セールスでビルボード週間アルバムチャート首位に、水樹奈々や1D、中島みゆきらもTOP5  11月23日付のBillboard JAPAN週間セールスアルバムチャート“Top Albums Sales”は、元気!をテーマにした関ジャニ∞[エイト]のオリジナルアルバム『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』が初登場1位を獲得。シングル1位のKis-My-Ft2と共に、ジャニーズ勢が両チャートを制する結果となった。  また、同作は30万枚に近いビッグセールスを叩き出してしており、チャート2位の水樹奈々『SMASHING ANTHEMS』も好調なセールスを記録する中、圧倒的な人気を改めて証明するかたちに。また、3位には世界を席巻し続ける今世紀最大のグループ ワン・ダイレクションの『メイド・イン・ザ・A.M.』、4位に先週1位のザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ 1』と洋楽作品がTOP5入りしているのも今週のチャートの特徴だろう。  そして5位には、中島みゆきにとって41作目の新作アルバム『組曲(Suite)』がチャートイン。世界トップクラスの腕を持つスティーブン・マーカッセンをマスタリングエンジニアに迎えた本作が好調なセールスを記録していることは、古くからの音楽ファンにとっても嬉しいニュースではないだろうか。 ◎Billboard JAPAN週間セールスアルバムチャート“Top Albums Sales”(2015年11月23日付)1位.関ジャニ∞[エイト]『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』2位.水樹奈々『SMASHING ANTHEMS』3位.ワン・ダイレクション『メイド・イン・ザ・A.M.』4位.ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ 1』5位.中島みゆき『組曲(Suite)』
billboardnews 2015/11/16 00:00
『SONGS~朝ドラを彩った主題歌~』曲目決定 AKB48山本彩センター曲『あさが来た』テレビ初披露も
『SONGS~朝ドラを彩った主題歌~』曲目決定 AKB48山本彩センター曲『あさが来た』テレビ初披露も
『SONGS~朝ドラを彩った主題歌~』曲目決定 AKB48山本彩センター曲『あさが来た』テレビ初披露も  11月14日23:30~NHK総合テレビでオンエアされる『SONGS~朝ドラを彩った主題歌~』。この放送でお届けする曲目が決定した。AKB48 キュートな写真など  また、今年10月に始まった連続テレビ小説『あさが来た』。その主題歌「365日の紙飛行機」をAKB48がテレビ初披露することも決定。初めてセンターを務めた山本彩が、朝ドラの主題歌への思いを語る。  そして「あさが来た」のヒロイン波瑠の案内で、過去の朝ドラの名場面とともに、過去の『SONGS』や『紅白歌合戦』などから珠玉のパフォーマンスをお届けする。 ◎山本彩コメント「この曲は、聞いただけで、一瞬で爽やかな「空」が思い浮かぶような曲だと思いました。自分のやりたいことを貫くヒロイン「あさ」の姿勢に、同じ女性として、私も憧れます。応援してくれている、10代、20代の方々にも、「初めて朝ドラを見たけど、曲がドラマにもぴったり!」という声を多くもらい、改めて朝ドラを見ている方々の年齢層の幅の広さを実感できてとても嬉しかったです。」 ◎『SONGS~朝ドラを彩った主題歌~』曲目予定「麦の唄」 中島みゆき 第91作「マッサン」「にじいろ」 絢香 第90作「花子とアン」「雨のち晴レルヤ」ゆず 第89作「ごちそうさん」「カーネーション」椎名林檎 第85作「カーネーション」「ありがとう」いきものがかり 第82作「ゲゲゲの女房」「Best Friend」Kiroro 第34作「ちゅらさん」「春よ、来い」松任谷由実 第52作「春よ、来い」「晴れたらいいね」DREAMS COME TRUE 第48作「ひらり」
billboardnews 2015/11/12 00:00
中島みゆき 『SONGS』にて“言葉の実験劇場”【夜会】特集決定
中島みゆき 『SONGS』にて“言葉の実験劇場”【夜会】特集決定
中島みゆき 『SONGS』にて“言葉の実験劇場”【夜会】特集決定  11月7日に放送される音楽番組『SONGS』にて、中島みゆき特集“中島みゆき ~「夜会」への招待~”が放映されることになった。  【夜会】とは、コンサートでもない、演劇でもない、ミュージカルでもない“言葉の実験劇場”をコンセプトとして、1989年に開始した独特の世界。1人のアーティストが、脚本・作詞・作曲・歌・主演という5役を務めるという世界でも例のない舞台表現だ。今回の『SONGS』では、彼女のライフワークともいうべき【夜会】のヒストリーとともに、最新作を中心に名曲の数々をたっぷりと聴かせ、その魅力に迫る。 ◎NHK音楽番組『SONGS』“中島みゆき ~「夜会」への招待~”放送日時:11月7日(土)23:30~23:59
billboardnews 2015/11/02 00:00
『SONGS』斉藤和義“どうせじじぃだ”が生み出した大人の遊び心、最新曲のTV初披露も
『SONGS』斉藤和義“どうせじじぃだ”が生み出した大人の遊び心、最新曲のTV初披露も
『SONGS』斉藤和義“どうせじじぃだ”が生み出した大人の遊び心、最新曲のTV初披露も  NHK総合の音楽番組『SONGS』にて『斉藤和義~濱田岳と語る「本当のボク」~』と題し、二人の対談の模様が10月31日に放送された。  濱田が出演し、斉藤が主題歌と音楽プロデュースを担当した映画『フィッシュストーリー』の舞台挨拶で出会って以来、親交を深めてきたという二人。2010年には濱田がミュージックビデオに出演したCMソング「ずっと好きだった」、2011年にTVドラマ『家政婦のミタ』のテーマ曲「やさしくなりたい」が大ヒットを記録した斉藤だが、活動当初は“人から出たアイディアを形にする”CMやドラマなどのタイアップ曲の仕事を、カッコ悪いと思っていたと告白する。現在のように積極的に受けることになった理由について濱田に聞かれると「40歳を過ぎて“どうせじじぃだ”と思ったから」と、心境の変化を語る斉藤。年齢を重ねて「カッコつけてもしょうがない」と思えるようになったことで、自身の制作活動に遊び心が生まれたそうだ。  こうした心境の変化が、「家族の再生」をテーマにしたドラマのテーマ、すなわち「人から出たアイディア」に、東日本大震災後の自身の思いを重ねることで生み出された名曲「やさしくなりたい」の誕生へと繋がっていったという。  番組では、二人の対談のほか「ずっと好きだった」「やさしくなりたい」、そして最新アルバムより「時が経てば」のパフォーマンス映像も放送。いつになくメッセージ性の強い詞の内容が印象的な「時が経てば」だが、そこにはタイアップを受けることになった理由と同じく、年齢を重ねた今だからこそ説得力を持って歌えるメッセージを込めたと話す。同曲からにじみ出る斉藤のストレートな“熱さ”には、飲み仲間の濱田も思わずハッとさせられたという。  次回の『SONGS』「中島みゆき~「夜会」への招待~」は、11月7日放送予定となっている。 ◎『SONGS』NHK総合 毎週土曜 午後11時30分~http://www6.nhk.or.jp/songs/
billboardnews 2015/11/02 00:00
『水曜歌謡祭』名曲「上を向いて歩こう」レア・カヴァーから00年代の歌姫ナンバーまで昭和~平成の音楽シーンを網羅した充実の2時間SP
『水曜歌謡祭』名曲「上を向いて歩こう」レア・カヴァーから00年代の歌姫ナンバーまで昭和~平成の音楽シーンを網羅した充実の2時間SP
『水曜歌謡祭』名曲「上を向いて歩こう」レア・カヴァーから00年代の歌姫ナンバーまで昭和~平成の音楽シーンを網羅した充実の2時間SP  フジテレビの音楽番組『水曜歌謡祭』が6月17日に放送。今回は昭和から平成へ、今日までの音楽界の歴史を振り返る2時間スぺシャルとして開催された。  オープニングは、昭和を代表するシンガー、坂本九の「上を向いて歩こう」(1961年)を、ゲスト総出で合唱。和田アキ子×工藤静香、杏里×山下久美子、渡辺真知子×相川七瀬など、他ではみられないレアな組み合わせに、司会の森高やふなっしーと、バックを支える面々もバラエティ豊か。また、柴田理恵や前園真聖、鈴木奈々といった、各世代に分散したゲスト陣も大歓声とともに会場を盛り上げた。  オープニング後、コーナーは<60's>へ。1960年代に開催された東京オリンピックやビートルズの来日などを振り返り、1968年にデビューした「和製リズム・アンド・ブルースの女王」こと、和田アキ子が登場。翌年リリースした2ndシングル「どしゃぶりの雨の中で」を鼓舞し全開に披露し、その歌力の衰えなさに、パートナーを務めたMs.OOJAも後ずさりするほどだった。雨につなぎ、昭和歌謡界の女王・美空ひばりの「愛燦燦」(1986年)を、続けて和田がカヴァー。原曲を崩さないよう配慮しつつ、ブルージーに仕上げた。  スタジオトークでは、ゲストが和田の歌を大絶賛しつつ、柴田の小学生時代のエピソードや、ふなっしーの年齢の推測など…60年代各々のエピソードを振り返りながら、コーナーは<70's>へ。  長嶋茂雄の引退シーンや冬季オリンピックをプレイバックし、現在公開中の自身が出演する映画『イニシエーション・ラブ』で、印象的だったと語るシーンにかけて、前田敦子のフェバリット・ソング「木綿のハンカチーフ」(1975年)を、太田裕美本人とデュエットした。声が震える前田を支えるよう、太田が柔らかい声で包み、新旧のアイドルによるデュエットは穏やかに幕を閉じた。  続いて、松田聖子やゲストの山下久美子への楽曲提供でも定評のあるシンガーソングライター、原田真二が、1977年リリースの「キャンディ」を弾き語りで聴かせ、そのまま「タイム・トラベル」(1978年)を増田貴久(NEWS)と三浦大知がカヴァーした。難解なコード進行と音程の取り難い“原田節”を軽快なステップにあわせて、見事に焼き直した増田&三浦。原田も関心するようにバックをサポートした。  高橋真麻の十八番でもおなじみ、「かもめが翔んだ日」(1978年)を、渡辺真知子がパワフルに歌いきると、1976年に中島みゆきのプロデュースにより、研ナオコのブレイクのキッカケとなった名曲「あばよ」を、本人が披露。そして、先月リリースされたカヴァーパルバム『雨のち晴れ、ときどき涙』から、「夢芝居」(1982年)を梅沢富美男本人と“大衆演劇風”にコラボレーションした。梅沢の女形での登場に会場も大いに盛り上がり、普段ヴァラエティで活躍する2者だが、あらためてアーティストとしての実力をこのステージで知らしめた。  時代はアイドル全盛期の<80's>へ。アイドル時代とバブル全盛期の当時を、駆け抜けた本人たちが振り返り、森高のボディコン姿や工藤静香のかきあげ前髪で盛り上がった後、80年代を彩ったシンガー、杏里~山下久美子~工藤静香のメドレーが披露された。  ウエスタン風の衣装で登場した杏里は、カヴァーが絶えない「オリビアを聴きながら」(1978年)と、当時カラオケで大ブレイクした、「悲しみがとまらない」(1983年)を、共演経験のある乃木坂46の白石麻衣とデュエット。杏里の変わらぬエヴァーグリーンな歌声と、白石の透き通った歌声が、相性抜群のステージに。  Happinessがバックを務める「赤道小町ドキッ」(1982年)では、山下久美子も楽しむように歌った。古臭さをまったく感じさせないこのサウンド、さすが細野晴臣だとあらためてその才能に関心させられる。Happinessがそのままバックを務める、工藤静香の「嵐の素顔」(1989年)では、彼女たちのパワフルなダンスにあわせて、本人と“L字振り”の共演が実現。また、当時を彷彿させるヒールにボディコン・スタイルと、工藤の変わらないその美貌、スタイルにも驚かされた。  時代はバブル崩壊後の<90's>へ。経済の低迷とは反比例し、音楽業界が最も潤った、90年代。その核にもなった織田哲郎が、自身最大のヒット曲「いつまでも変わらぬ愛を」(1992年)を、弾き語りで披露。自身がプロデュースしたZARDの「揺れる想い」やDEENの「瞳そらさないで」など、90年代は“ポカリスエットCMソング”として起用された楽曲が、次々にヒットした。  90年代前半はビーイング系・アーティストに、そして後期に入ると「夢見る少女じゃいられない」で大ブレイクを果たした、相川七瀬のプロデュース業で大成功をおさめた織田。その相川七瀬と共に、「夢見る~」を、まるで既存のユニットのような抜群の相性で披露した後、1994年の大ヒット曲、WANDSの「世界が終るまでは…」を、増田貴久とDAIGOによるロック・ステージで盛り上げた。  今週の<出張歌謡祭!!>は島根県邑南町から、さだまさしが「ルルル~」でおなじみ「北の国から」のあのフレーズで登場し、合併10年を記念して作られた邑南町のイメージソング「さくらほろほろ」を、町民を囲んで合唱。また、スタジオにも邑南町の若者がゲスト出演し、スタジオからも歌声を響かせた。  ラストはいよいよ、<00's>へ。イチローの飛躍や携モバイル時代に突入した2000年代、浜崎あゆみや宇多田ヒカル、ミーシャといった名だたる歌姫が続々と登場したこの時代に、まさに歌で勝負すべく女性シンガーの代表格、小柳ゆき&平原綾香による、“相互カヴァー”がスタジオを熱くさせた。小柳の「あなたのキスを数えましょう~ You were mine ~」はゴスペル風に、平原の「Jupiter」はクラシカルに、互いの声質を活かして、メロウな音に魂を忍ばせながら、すばらしいステージで幕を閉じた。  次回の水曜歌謡祭は、7月8日の夜8時から2時間SPで放送される。Text: 本家 一成◎番組情報フジテレビ『水曜歌謡祭』毎週水曜夜7時57分 生放送MC:森高千里 / 渡部 健(アンジャッシュ)
billboardnews 2015/06/18 00:00
『水曜歌謡祭』ウエディング特集で小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」熱唱、安倍なつみ&クリス・ハートはテーマパークから、モー娘オリジナリティ溢れるセルフカヴァー、「ロマンスの神様」が微笑むのは?
『水曜歌謡祭』ウエディング特集で小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」熱唱、安倍なつみ&クリス・ハートはテーマパークから、モー娘オリジナリティ溢れるセルフカヴァー、「ロマンスの神様」が微笑むのは?
『水曜歌謡祭』ウエディング特集で小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」熱唱、安倍なつみ&クリス・ハートはテーマパークから、モー娘オリジナリティ溢れるセルフカヴァー、「ロマンスの神様」が微笑むのは?  フジテレビの音楽番組『水曜歌謡祭』が6月10日に放送。今回は久本雅美を中心に、まるごと「ウエディング特集」として開催された。  冒頭は「結婚行進曲」の歴史を振り返りながら、男性ソプラノの岡本知高が「しあわせのリズム」を披露。水曜シンガーズのコーラスをバックに、岡本氏が奏でる美しいソプラノが見事にマッチ。ゴスペル風の仕上がりが、バージンロードのようなシチュエーションを創り上げた。  彼らの歌に合わせて、司会・渡部の腕を組みながら、久本雅美がウエディングドレスを纏って登場。チャペル・ウエディングのような華やかなオープニングが、式の生中継をしているような演出に。  今回のテーマは「結婚式」ということで、“なぜか結婚できない”が代名詞にもなっている、大林素子とMAXのNANAがゲストで参加。久本と3人合わせると142歳…なんてツッコミも受けながら、<100年歌い継ぎたい名曲 ウェディングソング編 Part1>へ。  久本の学生時代を振り返りながら、70年代へプレイバック。70年代初期の定番曲、はしだのりひことクライマックスの「花嫁」(1971年)に続き、歌い継がれてきた小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」の紹介を受けて、本人が登場。背中の大きくあいた真っ赤なドレスを、なんなく着こなす抜群のスタイルに驚かされるが、その美声も健在。当初とはまた違った、諭すような歌い方が、会場を優しく包み込んだ。  その、「瀬戸の花嫁」の翌年にリリースされたのが、不屈の名曲「てんとう虫のサンバ」。“親世代にも喜んでもらうために”という意味も込めて、今も20代を中心に広がりつつあるという、結婚式の定番中の定番曲。この曲のリリース後、2人は結婚したというエピソードを交え、チェリッシュの2人が登場。てんとう虫の衣装に軽快なダンスが余興そのものだった、ももいろクローバーZをバックに、2人の奏でるハーモニーが式の会場を彷彿させた。  スタジオトークでは、小柳が「瀬戸の花嫁」をマネージャーの式で歌ってあげたことや、チェリッシュの夫婦円満の秘訣を「我慢ですかね」と笑わせる場面、そしてゲストの3人に「なぜ結婚できないのか?」というぶしつけな質問を投げかけるなど、女子会のようなトークが盛り上がったところで、久本が最も結婚願望の強かったという、30代当時の90年代へプレイバック。  1993年リリースのミリオンソング「ロマンスの神様」を、ブルーのドレスをきらびやかに着こなした広瀬香美、本人が披露。若干、緊張気味だったようにも見えたFlowerの2人を、メリハリのある強いヴォーカルで支えるように歌い、そしてあのハイトーンも余裕でキメた。広瀬同様、“高音”が印象的だった、小野正利の「You're the Only…」(1992年)が続き、パートナーをNEWSの増田貴久が務めた。サビの高音に苦しそうな表情をみせた増田だが、小野のサポートで徐々にリラックスし、見事なハーモニーを聴かせた。  今週の<出張歌謡祭!!>は、群馬県渋川スカイランドパークより、安倍なつみとクリス・ハートが「ウエディング・ソング」特集として中島みゆきの「糸」と、木村カエラの「Butterfly」を歌う。テーマパークらしく、パンダの乗り物で登場したり、メリーゴーラウンドから移動したりと、愉快な印象をみせる反面、歌いだすと、両者ともリスナーを泣かせるほどの歌力を発揮するから恐れ入る。  <100年歌い継ぎたい名曲 ウェディングソング編 Part2>に戻り、久本のリクエストで登場したのは、山根康広。90年代、ウエディングソングとして男性からの指示が特に高かった「GET ALONG TOGETHER」(1993年)を披露。良い意味で、歌声もビジュアルも当初のまま、というエヴァーグリーンな印象を受けた。あらためて、女性が男性から歌われたらグッとくるだろうな…という歌詞に、会場の3人娘も聴き入った。  ミレニアムのウエディングソングは、モーニング娘。の「ハッピーサマーウェディング」。当時の衣装を再現したようなブルーのドレスで、モーニング娘。'15がセルフ・カバーした。15年前のオリジナルとはテイストは違うものの、ダンスのクオリティやオリジナリティは'15らしく仕上がった。  久本が司会、渡部へ「結婚は?」と問いかけると、答えを濁しながらCMへ…。ラストは久本が、この番組を見てからその歌に惚れ込んだ、という田島貴男に、加山雄三の「お嫁においで」(1966年)をリクエスト。Flowerのハワイアンスタイルの衣装・ダンスにあわせて、田島色に染めてしまう、あの歌声が会場を一気に盛り上げた。彼らの歌を聴いて、あらためて結婚の意を強くもったという、久本、大林、NANA。誰が一番早く、ゴールインするのか。この番組がキッカケになるかもしれない。  次回の水曜歌謡祭は、6月17日の7時から2時間SPで生放送。和田アキ子や渡辺真知子、山下久美子といった大御所から、平原綾香、小柳ゆきなど実力派シンガーを交え、総選挙でサプライズ登場した前田敦子も参加する。Text: 本家 一成◎番組情報フジテレビ『水曜歌謡祭』毎週水曜夜7時57分 生放送MC:森高千里 / 渡部 健(アンジャッシュ)
billboardnews 2015/06/12 00:00
柴咲コウ カバーアルバム『こううたう』のダイジェスト映像公開
柴咲コウ カバーアルバム『こううたう』のダイジェスト映像公開
柴咲コウ カバーアルバム『こううたう』のダイジェスト映像公開  6月17日に、自身初のカバーアルバム『こううたう』をリリースする柴咲コウ。同アルバムのダイジェスト映像が公開された。  柴咲コウの“うた”の魅力が存分につまった今作リリースに先駆けて、全曲試聴可能なダイジェスト映像を公開(https://youtu.be/wqAA5Jv2gJU)。数々の名曲たちが、どんなアレンジ、歌声でカバーされているのかをいち早く堪能できる動画となっている。  また、アルバム『こううたう』の完全ガイドブックともいえるリーフレット“こううたう”は、A4サイズで8面分の巨大ポスターと、柴咲コウが選曲について語った“こうえらぶ”など、ボリュームたっぷりなリーフレットになっている。こちらは、オンラインサイトでの購入者に期間限定で配布、アルバム発売以降は、一部ショップにて配布される。 ◎カバーアルバム『こううたう』 2015/6/17 RELEASE [初回限定盤(CD+ポエトリー&ビジュアルブック「こうつづる」(44P)] VIZL-782 3,500円+税 [通常盤(CD)] VICL-64295 3,000円+税 収録曲: 1.若者のすべて(フジファブリック) 2.ただ泣きたくなるの(中山美穂) 3.素直(槇原敬之) 4.桜坂(福山雅治) 5.めちゃくちゃに泣いてしまいたい(工藤静香) 6.朝日の誓い(熊木杏里) 7.だけど僕は(ゲスの極み乙女。) 8.アイ(秦基博) 9.Raining(Cocco) 10.私生活(東京事変) 11.笑顔を探して(辛島美登里) 12.虹と太陽の丘(ぴよぴよ) 13.きみはぼくのともだち(太田裕美) 14.糸(中島みゆき) 15.未来へ(Kiroro)
billboardnews 2015/06/05 00:00
『マッサン』主題歌、中島みゆき「麦の唄」MVがYouTubeで公開中
『マッサン』主題歌、中島みゆき「麦の唄」MVがYouTubeで公開中
『マッサン』主題歌、中島みゆき「麦の唄」MVがYouTubeで公開中  NHK連続テレビ小説『マッサン』主題歌、中島みゆきの「麦の唄」のミュージック・ビデオが、4月24日に中島みゆきオフィシャルYouTubeチャンネルで公開された。  このミュージック・ビデオは、NHK連続テレビ小説『マッサン』のオープニング映像も手掛けた映像作家・関和亮氏による映像作品。“遠い遠い未来、人類が滅びた後に植物たちが知能を持ち得た”という架空の設定の中で、擬人化された<麦>が旅を続けるというストーリーを影絵の手法を用い、アナログ的な味わいを持たせて表現している。また、このミュージック・ビデオの中で流れる中島みゆきの歌唱映像は、2014年大晦日に放送された『第65回NHK紅白歌合戦』に出場した際の映像を使用したものとなっている。 ◎中島みゆき「麦の唄」ミュージック・ビデオhttps://youtu.be/FSsGY_mLjwI
billboardnews 2015/04/27 00:00
1973年、ユーミンのデビューが衝撃的だった理由とは?
1973年、ユーミンのデビューが衝撃的だった理由とは?
 荒井由美、岡林信康、吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫、さだまさし、アリス、松山千春、小田和正、中島みゆき......。 錚々たる顔ぶれのカリスマたちが築き上げてきた、黄金のフォーク、ニューミュージック時代。その楽曲の数々は、今も深く身体に刻みこまれているという方も多いのではないでしょうか。 1971年、20歳のときに音楽評論家として活動をはじめて以来、現在も活躍中の富澤一誠さん。富澤さんは、音楽評論家の立場から冒頭のアーティストたちのデビューの場に関わり、その様子を文章として音楽雑誌等に記してきたといいます。 本書『ユーミン・陽水からみゆきまで』では、アーティストたちのデビュー秘話、ヒット曲が生まれるまでの苦悩の過程といった知られざるエピソードの数々が、フォーク、ニューミュージック時代を共に築き上げた当事者の視点から熱く語られていきます。 一世を風靡したフォーク・ブーム。富澤さんは本書の中で、1975年以前の状況を次のように述べます。「1975年以前のフォークの流れは、岡林信康の体制に対するプロテストソング、吉田拓郎のメッセージソング、続いて、井上陽水、かぐや姫、グレープなどの自分の生活に根ざした私小説風の美しく悲しい叙情派フォークが時代を牽引していた」  そうした時代において、1973年に登場したのがユーミンこと荒井由美。それまでのシンガー・ソングライターがジーンズ姿で黙々と歌う中、ドレスを着たりターバンを巻きつけたりしながら歌う華やかな彼女の姿は、一種の異質な光を放っていたようです。 デビュー前のユーミン。そのデモテープを聴いた富澤さんは、「メロディラインも歌詞も、それまでの自己主張の強いフォークとはまったく違う洗練された音楽」、「生活臭など一切感じさせないイメージの世界で、まるで印象派のモネやシスレーの爽やかで上品な風景画を見るよう」な印象を受けたと、本書の中で当時を振り返ります。それまでの個人的心情を訴えたフォークを「四畳半フォーク」と言い放つ新鮮な感覚。新たな物の見方。それは、「それまでの音楽が『好きです』という言葉を何十回も繰り返していたのが、たった一回のキスでその気持ちを伝えたようなものなのであった」(本書より)といいます。 またユーミン本人も、自身の音楽について、「朝起きてふと聴きたくなるような、夜眠る時また聴きたくなるような、そんなイージーリスニングのような音楽」と述べていたそう。こうして衝撃を伴って迎えられたユーミンは、フォークに新たな風を送り込み、ニューミュージックを代表する歌手になっていったのです。 アーティストたちと関わり、共に生きてきたからこそ伝えることのできる貴重な証言。この機会に是非触れてみてはいかがでしょうか。
BOOKSTAND 2015/04/12 09:00
「マッサン」最終回に中島みゆきがサプライズ出演!?
「マッサン」最終回に中島みゆきがサプライズ出演!?
中島みゆきのサプライズ出演はあるのか!?(c)朝日新聞社 @@写禁  10週連続で視聴率20%越えと好調が続くNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」だが、最終回に主題歌を担当するシンガー・ソングライターの中島みゆき(63)が出演するという情報が浮上している。  芸能関係者がこう明かす。 「最終章に向けて、2月12日に櫻井賢チーフプロデューサーが『ビッグゲストが出演予定』と明らかにしています。それが中島さんではないかと、マスコミ関係者の間で取り沙汰されています」  もし、出演が実現すれば、「東京全力少女」(日本テレビ系)以来、3年ぶりの出演となる。これだけ注目を集めているのも、「マッサン」の人気が社会現象になっているからだ。  年末の紅白で12年ぶり2度目の出場を果たした中島。歌い終わるとマッサン役の玉山鉄二(34)やエリー役のシャーロット・ケイト・フォックス(29)と、抱き合う姿が感動を呼んだ。このドラマは、主人公が妻とともに情熱を燃やしてウイスキー作りに没頭する物語だが、その人気にあやかりサントリーやニッカなどの国産ウイスキーは品薄状態が続いている。まさに、マッサンフィーバーといえる状況だ。  それは中島本人も例外ではない。週刊誌では、ドラマの放送を録画して見続けているなど、すっかり、マッサンにはまっているご様子だと報じられている。  中島の自宅付近にある酒店の常連客はこう話す。 「今までは日本酒コーナーでしか会ったことなかった中島さんが、最近はウイスキーコーナーで、どの銘柄にするか悩んでいましたよ」  「大吟醸」と銘打ったベストアルバムを出すほど日本酒好きと知られる中島だが、どうやらウイスキーに“転向”したらしい。  ともあれ、中島の勢いはマッサンだけではとどまらない。今年1月末に公開されたコンサート映画『縁会2012~3劇場版』は、公開1カ月で約8万人を動員している。興行収入は約2億円に達するなど、ODS(録画上映映画)では異例のヒットとなっている。  その中島の活躍を支えているのは家族の存在だ。都内で弟一家と同居。今年で86歳になる母親を介護している。 「タクシーから降りた中島さんが、母親を担いで、車いすに乗せている姿を見ました。お母さんをとても大事にされているだと感心しました」(近所の住人)  公私ともに充実している中島を「マッサン」でぜひ見たいものだ。 (ライター・今村誠人)
dot. 2015/03/03 16:00
高倉健&菅原文太の音源配信 さだまさし&中島みゆき共作の裕木奈江デュエット曲も
高倉健&菅原文太の音源配信 さだまさし&中島みゆき共作の裕木奈江デュエット曲も
高倉健&菅原文太の音源配信 さだまさし&中島みゆき共作の裕木奈江デュエット曲も  高倉健と菅原文太のソニーミュージックに残した音源が、多くのファンのリクエストの声に応える形でiTunes、mora他で配信開始となった。  かつてショーケンこと萩原健一が主演した人気ドラマ『傷だらけの天使』の中で、萩原演じる主人公・木暮修が自分の子供の話をする際、「高倉健の健と、菅原文太の太で、健太ってんだ」と言っていたセリフを憶えている方も多いのではないだろうか。その偉大なる2人の名優が先月10日、そして28日と、相次いで他界してしまったことは、日本国民すべてを悲しみの底に突き落としたと言っても過言ではないだろう。  そんな中、2人のソニーミュージックに残した音源が配信開始。 高倉健の残したシングル曲「あの人に似ている」(1994年発売)は、高倉健&裕木奈江名義によるデュエット作で、作詞、作曲ともにさだまさし&中島みゆきの共作という貴重な作品だ。男性パートの歌をさだまさしが、女性パートの歌を中島みゆきがそれぞれ作ったという異色作で、通常のデュエット曲とは趣の異なる、独特な雰囲気の作品に仕上がっている。ソロ名義のカップリング曲で宇崎竜童作曲の「各駅停車」とともに配信中だ。  一方、菅原文太は2枚のシングルを残している。『港の男歌』(1989年発売)はタイトル曲、カップリング「望郷」ともに男・菅原文太の渋い魅力が伝わる王道の男歌。もう一枚の『日本万歳音頭』は、鷲尾いさ子の「鉄骨娘」や西田敏行の「ぜったいイチバン」(CM内ではゼロゼロイチバン)など、多くのCMソングを手掛けた東京バナナボーイズのプロデュースによって制作されたCMソングだ。こちらは菅原文太が映画『トラック野郎』などの喜劇作品で見せる、明るくコミカルなイメージを生かした楽曲となっている。
billboardnews 2014/12/26 00:00
『NHK紅白歌合戦』全ての曲目/曲順を発表 トリは嵐、松田聖子
『NHK紅白歌合戦』全ての曲目/曲順を発表 トリは嵐、松田聖子
 12月31日 19:15よりスタートする『第65回 NHK紅白歌合戦』の曲目/曲順が発表された。  今年は紅組 HKT48、白組 Sexy Zoneがトップバッターとして登場。その後もSKE48&NMB48によるダンスナンバーメドレーと、紅白宣伝部のバナナマン日村が出演を目論んでいるという郷ひろみとの競演。嵐×妖怪ウォッチ スペシャル企画など、前半だけでも豪華アーティストが続々と出演する。  そして紅白歌手総出でおくる和田アキ子「古い日記~2014紅白スペシャル~」、V6「WAになっておどろう」で前半を締め括った後は、May J.、SEKAI NO OWARIの初出場組対決から後半がスタート。Perfume、ゴールデンボンバー、ももいろクローバーZ、関ジャニ∞、SMAP、椎名林檎など見所満載の競演をお届けしながら、最後は嵐、松田聖子がそれぞれのトリを務める。 ◎番組『第65回 NHK紅白歌合戦』 12月31日(水) 19:15~NHK総合・ラジオ第1にて放送 曲目/曲順: [前半] 01.HKT48「メロンジュース」 02.Sexy Zone「紅白にHITOMEBORE」 03.E-girls「Highschool love」 04.AAA「さよならの前に」 <企画コーナー>“嵐meets妖怪ウォッチ” PART1 05.miwa「Faith」 06.福田こうへい「東京五輪音頭」 07.SKE48「不器用太陽」&NMB48「イビサガール」 08.郷ひろみ「99は終わらない」 09.藤あや子「あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!~」 10.ポルノグラフィティ「アポロ」 11.水樹奈々&T.M.Revolution「紅白2014スペシャルコラボレーション」 12.クリス・ハート「糸」 13.伍代夏子「ひとり酒」 14.三代目 J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」 15.西野カナ「Darling」 16.香西かおり「酒のやど」 17.細川たかし「応援歌、いきます」 18.徳永英明「花は咲く」 19.天童よしみ「やっぱ好きやねん」 <企画コーナー>“嵐meets妖怪ウォッチ” PART2 20.坂本冬美「男の火祭り」 21.森進一「年上の女(ひと)」 22.和田アキ子「古い日記~2014紅白スペシャル~」 23.V6「WAになっておどろう」 [後半] <企画コーナー>“『花子とアン』特別編” 24.絢香「にじいろ」 25.May J.「Let It Go~ありのままで~」 26.SEKAI NO OWARI「Dragon Night」 27.Perfume「Cling Cling」 28.ゴールデンボンバー「女々しくて」 29.ももいろクローバーZ「My Dear Fellow with Mononofu JAPAN」 30.関ジャニ∞「オモイダマ」 31.氷川きよし「ちょいときまぐれ渡り鳥」 32.水森かおり「島根恋旅」 33.五木ひろし「よこはま・たそがれ」 34.いきものがかり「GOLDEN GIRL」 35.きゃりーぱみゅぱみゅ「きらきらキラー」 36.TOKIO「LOVE YOU ONLY」 <企画コーナー>“みんなで歌おう!アナと雪の女王” 37.神田沙也加「生まれてはじめて」&イディナ・メンゼル「アナと雪の女王」 38.SMAP「みんなで歌おう!SMAPメドレー」 39.椎名林檎「NIPPON -紅白ボーダレス篇-」 40.EXILE「NEW HORIZON」 41.薬師丸ひろ子「Woman“Wの悲劇”より」 42.石川さゆり「天城越え」 43.長渕剛「明日へ続く道」 44.AKB48「心のプラカード」 45.福山雅治「2014スペシャルメドレー」 ※パシフィコ横浜 展示ホールより中継予定 46.中島みゆき「麦の唄」 ※NHK放送センター内の101スタジオから中継予定 47.美輪明宏「愛の讃歌」 48.嵐「2014 Thanks Medley」 49.松田聖子「あなたに逢いたくて ~Missing You~」
billboardnews 2014/12/25 00:00
川畑要(CHEMISTRY) “いい風呂の日”に銭湯で熱唱する異色映像公開
川畑要(CHEMISTRY) “いい風呂の日”に銭湯で熱唱する異色映像公開
川畑要(CHEMISTRY) “いい風呂の日”に銭湯で熱唱する異色映像公開  12月10日に初のカバーアルバム『ON THE WAY HOME』をリリースする川畑要(CHEMISTRY)が、11月26日“いい風呂の日”にかけて銭湯の湯船につかりながら歌うスペシャル映像を公開した。その他の関連写真など  この映像はカバーアルバムの中からセレクトした4曲をアカペラで歌い、ダイジェスト版としてまとめたもの。ロケ地となったのは、古き良き昭和の趣をたたえながら今年10月にAudiとのコラボレーションで壁画に車体を描くなど、斬新な取り組みで話題を呼んだ東京・大田区にある第二日の出湯。脱衣所で服を脱ぎ、身体を洗い、湯船につかりながら歌う様子は、日本人であれば多くの人がその気持ちよさを共感するところ。普段から無類の風呂好きを自称し、、「湯船では必ず歌う」という川畑も異色のシチュエーションながら、約6時間に及ぶ撮影を楽しんだようだ。  なお、カバーアルバム『ON THE WAY HOME』には時代を彩った女性アーティストの楽曲が並んでおり、本日11月26日からは「やさしさで溢れるように -with Little Glee Monster-」(JUJU)、「ORION」(中島美嘉)、「糸 -Live“歌心”Vol .4 Ver-」(中島みゆき)の着うた(R)先行配信がスタートしている。 ◎YouTube動画 ・「川畑要(CHEMISTRY)初のカバーアルバム!銭湯で熱唱ムービー」 http://youtu.be/6DqyhjjjIAM ・「川畑要 『「やさしさで溢れるように」with Little Glee Monster Recムービー』」 http://youtu.be/wfPcRHjq-n4 ◎アルバム『ON THE WAY HOME』 2014/12/10 RELEASE [初回生産限定盤A(CD+DVD)] AICL-2789~91 6,500円 [初回生産限定盤B(CD+DVD)] AICL-2792~3 3,500円 [通常盤] AICL-2794 3,000円 CD収録曲: ・「やさしさで溢れるように」with Little Glee Monster(JUJU) ・「ORION」(中島美嘉) ・「Flavor Of Life」(宇多田ヒカル) ・「三日月」(絢香) ・「やさしいキスをして」(DREAMS COME TRUE) ・「DEAR…again」(広瀬香美) ・「リフレインが叫んでる」(松任谷由実) ・「かたち あるもの」(柴咲コウ) ・「I’m proud」(華原朋美) ・「HOME」(アンジェラ・アキ) ・「きよしこのよる」※初回生産限定盤Aのみ収録 ・「糸 -Live“歌心” Vol.4 Ver-」(中島みゆき)※初回生産限定盤Bのみ収録 ・「心の友 -Live“歌心” Vol.4 Ver-」(五輪真弓)※通常盤のみ収録 ※各形態それぞれ別の曲を1曲ずつ収録
billboardnews 2014/11/26 00:00
『妖怪ウォッチ』人気、ついに音楽にまで… 関連CDがチャート1、2位を独占
『妖怪ウォッチ』人気、ついに音楽にまで… 関連CDがチャート1、2位を独占
 最新ゲームシリーズ ニンテンドー3DS専用ソフト『妖怪ウォッチ2 元祖』『妖怪ウォッチ2 本家』オープニングテーマを収録したキング・クリームソーダのシングル『祭り囃子でゲラゲラポー / 初恋峠でゲラゲラポー』と、テレビ東京系アニメ『妖怪ウォッチ』エンディングテーマに起用されているDream5+ブリー隊長のシングル『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』が、チャートの1位2位を独占している。  今週発表された11月10日付 の “Hot Singles Sales”では、キング・クリームソーダのシングル『祭り囃子でゲラゲラポー / 初恋峠でゲラゲラポー』が1位に。Dream5+ブリー隊長のシングル『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』が2位となり、『妖怪ウォッチ』関連のCDが上位を占め、その爆発的な人気が音楽業界にも浸透していることを決定づける結果となった。 ◎Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート “Hot Singles Sales” (2014年11月10日付) 1位.キング・クリームソーダ『祭り囃子でゲラゲラポー / 初恋峠でゲラゲラポー』 2位.Dream5+ブリー隊長『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』 3位.サカナクション『さよならはエモーション / 蓮の花』 4位.EXILE ATSUSHI『Precious Love』 5位.中島みゆき『麦の唄』
billboardnews 2014/11/04 00:00
第72回 あの頃の《時代》と今の自分が出会う店、銀座のソウル・バー「トライ・ミー」~音楽の聴ける店へ行こう~その4
第72回 あの頃の《時代》と今の自分が出会う店、銀座のソウル・バー「トライ・ミー」~音楽の聴ける店へ行こう~その4
オーディオの前の鈴木さんと藤井さん 壁には、レコード・ジャケット ジャケ写入り、リクエスト・ファイル 『トライ・ミー』ジェームズ・ブラウン 『私の声が聞こえますか』中島みゆき ※《時代》が入っている、中島みゆきのデビュー・アルバム  2014年現在、世の中の音楽を聴く方法は、どんなことになっているのだろうか?  まだCDが中心なのだろうか? CDを買っても、iPhoneなどに入れて聴くのだから、CDを聴くというイメージではないか。家で聴く場合も、CDをパソコンにリッピングして聴いた方が音はよいし、パソコンも使わないネット・オーディオという聴き方もある。人それぞれに、聴き方のスタイルがあるようになってきたのではないかと思う。  ブルーレイの大きなデータ量を活かして、ブルーレイ・オーディオというのも出てきた。  いや、もうパッケージ商品自体が古い、聴きたいときに聴きたい音楽をダウンロードすればよい、という人もいる。しかも、ハイレゾなどと言われるCDよりもデータ量の多い音源も増えてきた。たしかに、CDよりも気持ちのよい音がする。  その一方、LPレコードも人気があるようだ。今の技術で、新しくマスタリングしたり、復刻、新譜(音源は古くても)が毎月出ている。一番のほめ言葉は、「アナログみたいな音」だったりする。  わたしが音楽を聴き始めた70年代はじめのメディアは、もっぱらレコードが中心だった。ラジオという方法もあった。FMはよい音で音楽を聴くことができたし、FEN(Far East Network)極東放送網というチャンネルもあった。米軍兵士のための放送ということで、英語の番組だったが、日本の放送では聴けない、アメリカの最新ヒット曲が聴けるので、若者の間で人気だった。  RCサクセッションの《トランジスタ・ラジオ》で歌われる、ベイ・エリアやリバプールの音楽は、このFENで聴いたのだと、わたしは思っている。  さて、レコードであるが、大きく分けると、シングル・レコードとLPレコードというのがあった。  シングル・レコードというのは、17cmの丸い板に、A面とB面があり、各1曲ずつ入っている。真ん中の穴が大きいモノが多かったので、ドーナツ盤などとも言った。基本的に、お気に入りのヒット曲を買うというものだ。  LPレコードというのはLongPlayの略で、長い時間、収録ができるレコードだ。30センチLPとも言った。やはりA面とB面があって、長いものだと片面30分近く収録できる。ま、あまり長い時間、無理やり入れると、音が悪くなるといわれていた。  ほかにも、SPレコードやソノシートなどというのもあったが、流通の中心は、シングル・レコードとLPレコードといっていいだろう。  ラジオなどで、今週のベスト・ヒット10などといって、その週のレコードの売り上げやリクエストの数などを元に、その順位を発表し、曲をかけるというのが流行っていた。そして、それらを聴いて、自分の気に入った曲のシングル盤を買うわけだ。  一方、LPレコードは、好きなアーティストの音楽にどっぷりつかりたい人のためのレコードといえばよいだろうか。といっても、ヒット曲を中心に他のアーティストのカバー曲で埋めて、1枚のLPを作った、みたいなものもあった。  ビートルズなどは、シングルとLPを別に考えていたようだ。イギリスで発売されたレコードを見ていくとわかるのだが、シングルで出した曲は、LPには入っていない。二度買わせるのは申し訳ないと思っていたという話を聞いたことがある。初期の頃から、LPを一つの世界という考えもあったのだろうか。  わたしはというと、LP派であった。ヒット曲が気に入った場合でも、そのミュージシャンの曲をもっと聴きたくなってしまうのだ。だから、シングル盤というのは、LPに入っていない曲か、LPとは演奏が違うモノを買うことになる。  たとえば、ビートルズの《レット・イット・ビー》や《ゲットバック》などを持っていたが、LPのプロデュースは、ロネッツの《ビー・マイ・ベイビー》などで知られるフィル・スペクター、シングル盤は、ビートルズのデビューからプロデュースしているジョージ・マーティンの作品であるためだ。曲は同じでも、演奏が違うのだ。これは、LPとシングルの両方を聴きたくなる。    さて、どうしてこんな話になったかというと、今回ご紹介する銀座のソウル・バー「トライ・ミー」で、久しぶりにたくさんのシングル盤を聴かせていただいたからだ。  このお店、銀座8丁目にあるカウンター8席のお店なのだが、そのカウンターに座ると、目の前に、アルテックA7というオーディオ好きにはたまらない大きなスピーカーが迎えてくれるのだ。  ここのオーディオ・セットをかんたんに紹介しておこう。  プレーヤーは、ガラード401、カートリッジはオルトフォンSPU、アームもオルトフォン。アンプは、マランツ。コントロール・アンプが3300、パワー・アンプが250だ。  アナログ・レコード全盛期の名器の組み合わせと言ってよいだろう。  オーディオ・ファンでなければ、こんな型番を聞かされても楽しくないかも知れないが、オーディオはこだわるほど楽しいことは、わかっていただけると思う。そう、こだわっているお店なのだ。  店名のソウル・バー「トライ・ミー」は、ジェームズ・ブラウンの2枚目のアルバム・タイトルであり、2枚目のシングル《トライ・ミー》から取られている。  このソウル・バー「トライ・ミー」には、お酒担当の鈴木賀惠さんと音楽担当の藤井忠司さんのお二人がいる。 ここのお店のオーディオやレコードなどは、藤井さんが自分で使っていたものを持ってきたのだという。  藤井さんは、1950年生まれ。中学2年のときに、ラジオ番組の「9500万人のポピュラーリクエスト」で、ジェームズ・ブラウンと出会う。DJは小島正雄、当時はパーソナリティーとよばれていた。  それからソウル・ミュージックの虜になり、アメリカン・ポップス、グループ・サウンズ、サザン系ロック、ジャズへと音楽の興味は広がって行き、昭和歌謡も聴く。上田正樹やゴールデン・カップスが大好きという。  そこに、お酒担当の鈴木賀惠さんの好きなアイドル歌謡も加わると、このお店のラインナップが見えてくるというものだ。  ソウル・バー「トライ・ミー」の基本は、アナログ・レコードだ。シングルかLPで音楽を聴くのが基本だ。  リクエスト用の分厚いファイルが何冊かあり、そこから自分の聴きたい曲をリクエストする仕組みだ。探すのが面倒な人は、曲名を言ってしまっても問題ない。お店にあれば、かけてくれる。  ジャズ喫茶でリクエストをすると、基本的に、LPレコードの片面、なにも言わなければ、A面をかけてくれるが、ここは基本1曲だ。だから、シングル・レコードが中心となる。    ところで、ソウル・バーといっているが、ここで聴くことができる音楽は幅広い。といっても、80年代までが中心だ。  興味深いデータをいただいた。  お店の5周年で、お客様にアンケートをしたという。このお店にあるレコードの中から、邦楽で好きな曲を選んでもらったというのだ。  わたしとしては、どうしてソウルではなく邦楽なんだ? という疑問もあるのだが(笑)  お客様41人に50曲を選んでもらった結果を紹介しよう。あ、採点の方法など、細かいことを気にする人は、お店でお二人から聴いてください。    まずは、お客様の分析。平均年齢49歳。一番若い人26歳から、一番大人の方74歳。50代が41人中20人。わたしなども、ここに入るわけだ。  では、ベスト5。いや、次点で6位から、《化石の荒野》しばたはつみ。う~ん、このお店、特有の感じがする。 5位、《石狩挽歌》北原ミレイ 4位、《つぐない》テレサ・テン 3位、《ブルーライト・ヨコハマ》いしだあゆみ 2位、《なごり雪》いるか そして、 1位、《時代》中島みゆき  アルテックのでっかいスピーカーで、中島みゆきの《時代》を聴くのは、たしかに、なかなかよいものだ。 「~音楽の聴ける店へ行こう~」のパートナー、オーディオ・ショップSOUNDCREATE Legato店長、竹田響子さんが、オーディオ・ショップを閉めた後に合流した。  竹田さん曰く、 「歌謡曲とかヒット・ナンバーもかけてくれるところが、楽しい!  今は昔に比べると、一世を風靡するような歌謡曲はあまりないですが(最近ならアナ雪くらい?)、「トライ・ミー」でかけてくれる音楽は、皆が聴いていたようなものが多いので、育った環境が違う知らないもの同士でも藤井さんがかけてくれる流行歌を共有できる。  お店の中では、それぞれの思い出話に花を咲かせたり、ドアを出れば、また知らないもの同士……そういう面白さがありますね!  そういうところ銀座ならではの感じもするな~」   わたしは、若い頃には興味がなかった、テレサ・テンの曲を聴きながら、いいな、と思ってしまう自分に驚いている。あの頃の思い出と、体型も含め、だいぶ変わった今の自分に、音楽は会わせてくれる。[次回10/29(水)更新予定] ■銀座のソウル・バー「トライ・ミー」 http://www.try-me.jp/index.html
2014/10/15 00:00
【スペシャ列伝】104回目は、ガガガSP、かりゆし58、竹原ピストル、どついたるねんによる至高のお祭り空間
【スペシャ列伝】104回目は、ガガガSP、かりゆし58、竹原ピストル、どついたるねんによる至高のお祭り空間
【スペシャ列伝】104回目は、ガガガSP、かりゆし58、竹原ピストル、どついたるねんによる至高のお祭り空間  スペースシャワーTVのライブイベント【スペースシャワー列伝100巻記念公演 ~第104巻 冩樂々の宴~】が10月8日(水)に開催。ガガガSP、かりゆし58、竹原ピストル 、どついたるねんの4組が東京・新宿LOFTに集結した。  幕開けを飾ったのは、りょーめー(Vo)の体調不良の為、出演キャンセルとなってしまった爆弾ジョニーのピンチ・ヒッターとして登場した、どついたるねん。彼らのステージでもとにかく破天荒に尽きる。誰がどのパートなのかも分かりかねる程、メンバーがステージ上で入り乱れるなど、カオスな状態が終始続き、壮絶なインパクトと笑いを残しステージを後にしていった。オーディエンスたちも否が応でも忘れられないステージとなったことであろう。  そんな混沌に包まれた会場に竹原ピストルが登場すれば、一気にフロアには哀愁が漂い始める。終盤でのMCでの話になるが、「短い曲をたくさんやって、1曲でも気に入ってもらうことが狙いでした!」と、本イベントでの作戦を語っていたとおり、10月22日リリースの最新アルバム『BEST BOUT』から、「わたしのしごと」、「ちぇっく!」、じっくりと食い入るように聴かせた「東京一年生」、「RAIN」など、惜しげもなく披露していく展開。内に秘めたパッションを開放するかのように、情熱的にアコギをかき鳴らし、飾ることのないストレートな歌詞は心を熱くさせる。あまりにも早口で歌うものだから、聞き取れない場面も多々あったが、これもまたライブ感を実感できる。ラストには中島みゆきの「ファイト」を披露。オリジナルとはひと味違う深みを魅せつけてアクトを締めくくった。  そんな熱い想いを継ぐように登場したのは、かりゆし58。「電照菊」、「ナナ」など、沖縄音階をベースにした、キャッチ―でハートフルなバンド・サウンドと前川真悟(Vo/Ba)の真っ直ぐなボーカルは、隔たりなく、全オーディエンスの心に沁み渡っていく。MCでは、前川が「正直な話…」と、本番直前の心境だったり、感情の起伏だったりを赤裸々に語るシーンもあり、その純真なMCに心撃たれたフロアとステージとの親密度はぐんぐんと上昇していき、一体感がベストに達した終盤で披露した「アンマー」は、感動と幸せでフロアをいっぱいに満たしてくれた。ラストは前川が「オワリはじまり」のワンフレーズを声一つでフロアに届け、オーディエンスも一心に視線を送り続け、彼の声に応えていた。  「ウイリアムテル序曲」のSEとともに軽快に登場したのはトリを務めるガガガSP。SEが鳴り止むと、待ち受けるように身構えるオーディエンスたちをよそに、コザック前田(Vo)は唐突もなく「途轍もなくオリックスのファンなんだ!」と話し始め、そこから野球の話が長々と続き、オーディエンスたちも呆気にとられながらも、フロアからは笑い声が溢れだす。ようやく1曲目「すばらしき人生」がスタートすれば、前田は一人一人に指さしながら語りかけるように、フロアを劈くような大爆音で熱唱。一曲終わるごとに始まるMCは、オーディエンスとコミュニケーションを交わしたり、メンバー間では、楽屋でするような話題を楽しそうに披露したり、類まれなる求心力で会場ごと惹きつけていく。演奏に戻れば、「国道2号線」、「神戸駅」など、代表曲を全身全霊でぶちまけたり、度々、口に含んだ水(通称“聖水”)を客席にぶちまけたり(笑)、やりたい放題の、笑顔はじけるアクトを繰り広げた。  「行けよ男達、山を越え谷を越え…」と、フロアから湧き上ったアンコールを呼ぶ大合唱の中、メンバーが再び登場。「神戸のゴキブリバンドでした!」と告げて披露するのは、もちろん「弱男」。最後の最後まで至高のお祭り空間を演出し続けて、オーディエンスを熱狂の彼方へと導いてくれた。  【スペースシャワー列伝】各公演の模様は全3回に分け放送。第1回目は10月28日(火)にスペースシャワーTVにて特別番組としてオンエア予定。 Photo by 釘野孝宏 ◎番組放送情報スペースシャワーTV『スペースシャワー列伝100 Vol.1』<初回放送>2014年10月28日(火)23:30~24:00<リピート放送>11月予定info:http://www.spaceshowertv.com/retsuden/100/
billboardnews 2014/10/09 00:00
中島みゆき ニューアルバム『問題集』に中島美嘉「愛詞」のセルフカバーも
中島みゆき ニューアルバム『問題集』に中島美嘉「愛詞」のセルフカバーも
中島みゆき ニューアルバム『問題集』に中島美嘉「愛詞」のセルフカバーも  中島みゆきが、11月12日にニューアルバム『問題集』をリリースすることが決定した。  謎めいたタイトルとミステリアスなピンクのジャケットデザインがあしらわれた今作は、NHK連続テレビ小説『マッサン』の主題歌で10月29日にシングルリリースされる「麦の唄」をはじめ、全10曲を収録予定。中には中島美嘉に提供した「愛詞(あいことば)」のセルフカバーや、11月から開始する【夜会VOL.18「橋の下のアルカディア」】へ向けての書きろし曲も含まれる。  また、今回のアルバムと同時にライブBlu-ray&DVD『中島みゆき「縁会」2012~3』をリリースすることも発表。こちらは10月29日に先行発売されるライブCD版と同じく、2012年10月から2013年5月まで行ったコンサートツアーの模様を収めたもので、「空と君のあいだに」「時代」「ヘッドライト・テールライト」「地上の星」など名曲のパフォーマンスを楽しむことが出来る。  オフィシャルYouTubeチャンネルでは「麦の唄」と、同シングルのカップリング曲でももいろクローバーZへ提供した「泣いてもいいんだよ」のセルフカバー音源の試聴を開始している。 ◎YouTube動画「麦の唄 c/w 泣いてもいいんだよ / 中島みゆき (Short ver.) [公式]」 http://youtu.be/cjJfJg1u_Vo ◎アルバム『問題集』 2014/11/12 RELEASE YCCW-10237 3,000円 収録曲: 01.愛詞(あいことば) 02.麦の唄 03.ジョークにしないか 04.病院童(びょういんわらし) 05.産声 06.問題集 07.身体の中を流れる涙 08.ペルシャ 09.一夜草(いちやそう) 10.India Goose ◎ライブBlu-ray&DVD『中島みゆき「縁会」2012~3』 2014/11/12 RELEASE [Blu-ray] YCXW-10006 8,000円 [DVD] YYCBW-10050 7,000円 収録内容: 01.空と君のあいだに 02.あした 03.最後の女神 04.化粧 05.過ぎゆく夏 06.縁 07.愛だけを残せ 08.風の笛 09.常夜灯 10.悲しいことはいつもある 11.地上の星 12.NIGHT WING 13.泣きたい夜に 14.時代 15.倒木の敗者復活戦 16.世情 17.月はそこにいる 18.恩知らず 19.パラダイス・カフェ 20.ヘッドライト・テールライト ◎シングル『麦の唄』 2014/10/29 RELEASE YCCW-30041 1,000円 収録曲: 01.麦の唄 02.泣いてもいいんだよ 03.麦の唄(TV-MIX) 04.泣いてもいいんだよ(TV-MIX) ◎ライブCD『中島みゆき「縁会」2012~3 - LIVE SELECTION -』 2014/10/29 RELEASE YCCW-10236 2,778円
billboardnews 2014/09/04 00:00
更年期をチャンスに

更年期をチャンスに

女性は、月経や妊娠出産の不調、婦人系がん、不妊治療、更年期など特有の健康課題を抱えています。仕事のパフォーマンスが落ちてしまい、休職や離職を選ぶ人も少なくありません。その経済損失は年間3.4兆円ともいわれます。10月7日号のAERAでは、女性ホルモンに左右されない人生を送るには、本人や周囲はどうしたらいいのかを考えました。男性もぜひ読んでいただきたい特集です!

更年期がつらい
学校現場の大問題

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クレーム対応や夜間見回りなど、雑務で疲弊する先生たち。休職や早期退職も増え、現場は常に綱渡り状態です。一方、PTAは過渡期にあり、従来型の活動を行う”保守派”と改革を推進する”改革派”がぶつかることもあるようです。現場での新たな取り組みを取材しました。AERAとAERA dot.の合同企画。AERAでは9月24日発売号(9月30日号)で特集します。

学校の大問題
働く価値観格差

働く価値観格差

職場にはびこる世代間ギャップ。上司世代からすると、なんでもハラスメントになる時代、若手は職場の飲み会なんていやだろうし……と、若者と距離を取りがちですが、実は若手たちは「もっと上司や先輩とコミュニケーションを取りたい」と思っている(!) AERA9月23日号では、コミュニケーション不足が招く誤解の実態と、世代間ギャップを解消するための職場の工夫を取材。「置かれた場所で咲きなさい」という言葉に対する世代間の感じ方の違いも取り上げています。

職場の価値観格差
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