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鈴子

鈴子

プロフィール

昭和生まれのライター&編集者。神社仏閣とパワースポットに関するブログ「東京のパワースポットを歩く」(https://tokyopowerspot.com/blog/)が好評。著書に「怨霊退散! TOKYO最強パワースポットを歩く!東東京編/西東京編」(ファミマ・ドット・コム)、「開運ご利益東京・下町散歩 」(Gakken Mook)、「山手線と総武線で「金運」さんぽ!! 」「大江戸線で『縁結び』さんぽ!!」(いずれも新翠舎電子書籍)など。得意ジャンルはほかに欧米を中心とした海外テレビドラマ。ハワイ好き

鈴子の記事一覧

日本神話上、「最も古い神さま」なのに歴史が浅い理由
日本神話上、「最も古い神さま」なのに歴史が浅い理由 久留米の全国総本宮・水天宮 妙見本宮 千葉神社 武蔵国四宮_秩父神社  先日、お参り大好き集団界隈で有名な神社の禰宜(ねぎ)が、わいせつ行為で逮捕された。ご本人は否定されているようなので事実関係については触れないが、この社が有名になった理由のひとつに祭神が天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祀っていたことがあるように思う。もちろん、変わったお守りの授与もあっただろうが、私のブログでも天之御中主神は人気の神さまで、時折アクセスが集中したりもする。
後世の政策に影響を与えた平安時代の大反乱者とは
後世の政策に影響を与えた平安時代の大反乱者とは 改修前の将門塚 首級が晒された場所には空也が塚を建てて供養した(現在の神田神宮) 「御首神社」の鳥居扁額  日本ではあまり報道されていないが、現在、世界中のかなり多くの都市で過激なデモ行動が続いている。デモの理由は各国によってさまざまであるが、先進国でも発展途上国でもデモ隊の行動はあまり変わらない。病気蔓延を抑える目的で行われてきた、行動封鎖に対するうっ憤もかなり溜まっていたところでもあり、抗議行動はなかなか治らないようだ。
節分で「ワタナベさん」が豆まき不要な理由
節分で「ワタナベさん」が豆まき不要な理由 港区三田にある「綱坂」 平安神宮で行われる平安時代の節分宮中行事を再現した「大儺之儀」(令和3年は中止)  少し早いが、2021年は暦と天球の調整が現れる年なので節分の話をしておこうと思う。ご承知のように現在、世界中のほとんどの国で使われている暦はグレゴリオ暦(太陽暦)で、太陽の動きをもとに作られたものである。日本は明治6年から天保暦(太陰太陽暦という月の動きを中心としたもの)をグレゴリオ暦へと変更したという歴史がある。
コロナ禍で人出減少 令和3年の初詣は本来の姿に戻った?
コロナ禍で人出減少 令和3年の初詣は本来の姿に戻った? 竹寺境内に立つ牛頭天王像 蘇民将来のお守り 秋田「東湖八坂神社」の祭り「牛乗り」を象ったスサノオ像(スサノオの村内)  令和3年のお正月は、政府・自治体による自粛要請のせいもあって、二年参りや初詣を自粛された方も多かったのではないかと思う。元旦も家で過ごされた、初詣は家の近所でという方も多かっただろう。日本のお正月は古来そのようなものであったので、今年のお正月は本来の姿に戻ったともいえるのかもしれない。
2021年大河ドラマの主人公&新一万円札 いまさら聞けない渋沢栄一の足跡
2021年大河ドラマの主人公&新一万円札 いまさら聞けない渋沢栄一の足跡 浅草寺の有名な雷門は、松下電器産業(現パナソニック)の社長・松下幸之助氏の寄進で再建され、吊るされた大きな提灯にその名が記されていることはよく知られた話である。このほか、明治以降に活躍した財界人たちは、神社仏閣の保存・維持に大いに尽力し、古き良き時代の姿を現在に留めている。
寂光院の放火火災から20年 平清盛の娘の命日を前に怒り再び
寂光院の放火火災から20年 平清盛の娘の命日を前に怒り再び 2005年に再建された寂光院本堂 寂光院の隣にある高倉天皇皇后徳子(建礼門院)大原西陵  冬になるとどうしても火災のニュースが増えてくる。気候も影響しているのだろうが、日本特有の家屋の構造も火災の増減に影響しているようだ。古くから「日本の家は紙と木でできている」と揶揄されてきたし、実際、歴史上にも万を超える人が亡くなってしまった火災が記録に残っている。江戸の三大大火と呼ばれる「明暦の大火」「明和の大火」「文化の大火」、京都の町の8割を焼き尽くしたと言われる「天明の大火」など、被害の大きな火事はほとんどが1月から3月の間に起きている。    江戸時代、この季節だけ被災しないように妻子を郊外の実家に帰省させ、梅雨の前に江戸の町に呼び戻すという江戸の町民たちもいたのだとか。おかげで冬と夏の人口にかなりの差が生じていた。それほど江戸時代、火事は恐れられていたのである。
紅葉シーズン到来! 横浜を代表する実業家が造成した三溪園
紅葉シーズン到来! 横浜を代表する実業家が造成した三溪園 今年の11月は暖かい日が続いてなかなか紅葉を楽しむような環境が整わなかったが、いよいよ来週あたりから冷え込むらしく本格的に山の木々も色づきそうだ。関東、とくに首都圏では紅葉を楽しむ場所がなかなか見つからない。神宮外苑のイチョウ並木や高尾山などは観光客からの人気も高いが、すぐに混雑して満員電車の様相となる。東京にはいくつも見事な庭園が残っていて、皇居外苑や北の丸公園、小石川後楽園や六義園などの庭園も見頃を迎える頃だろう。元は大大名たちの庭だったものが、今では人々の観光スポットとなっているのだから歴史の継続というものはありがたいものである。
坂本龍馬ブームがもう少し早ければ… 嫌われた妻・おりょう
坂本龍馬ブームがもう少し早ければ… 嫌われた妻・おりょう 有名な話だが、幕末の偉人・坂本龍馬は誕生日も亡くなった日も同じ11月15日(旧暦。新暦になおすと違う日になる)とされている(まぁ、若干誕生日に関してはいくつかの記述が残っているようだが)。というわけで今日明日は、坂本龍馬の話題でweb界隈もにぎわうと思うので、私は龍馬本人ではなく関連する人物について追ってみることにしよう。
そろそろGoTo神社仏閣 日本全国に広がる日本武尊伝説
そろそろGoTo神社仏閣 日本全国に広がる日本武尊伝説 旅行予約サイトから一時利用条件の変更が発表されるなど、混乱を呼んだGoToキャンペーンだが、どうやら当初の利用条件へ戻すことになったようだ。まずは、めでたしメデタシ。原因はといえば、割り当てられた給付金が予定量に達しそうになったからとか。コロナ対応で自粛生活を強いられていた多くの皆さんが「そろそろ羽を伸ばしても良い頃なんじゃない?」と強く思った、ということなのだろう。私も気持ちは全く同じ。ご挨拶が滞っていた神社仏閣へお参りしたい気持ちは割引条件に反比例して高まっており、「いざ行かん」という感じの今日この頃なのである。
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