榎本憲男

榎本憲男

小説家

プロフィール

和歌山県出身。映画会社勤務の後、福島の帰還困難区域に経済自由圏を建設する近未来小説「エアー2.0」(小学館)でデビュー、大藪春彦賞候補となる。その後、エンタテインメントに現代の時事問題と哲学を加味した異色の小説を発表し続ける。「巡査長 真行寺弘道」シリーズ(中公文庫)や「DASPA吉良大介」シリーズ(小学館文庫)など。最新作の「サイケデリック・マウンテン」(早川書房)は、オール讀物(文藝春秋)が主催する第1回「ミステリー通書店員が選ぶ 大人の推理小説大賞」にノミネートされた。新著「エアー3.0」(小学館)発売中。(写真:中尾勇太)

榎本憲男の記事一覧

銀行は「無」から貨幣を生み出すことができる 中野剛志のシュンペーター論
銀行は「無」から貨幣を生み出すことができる 中野剛志のシュンペーター論
銀行は預金者からお預かりしたお金を企業等に貸し出すことで、お金を回している……という常識は間違いだった?! 経済をテーマにする小説家・榎本憲男さんによるコラム。 * * *
シュンペーター信用創造
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無国籍言語「Aki語」の歌 小説家が度肝を抜かれた「歌が意味に回収されない」音楽とは?
無国籍言語「Aki語」の歌 小説家が度肝を抜かれた「歌が意味に回収されない」音楽とは?
仕事や家事のとき、音楽をかけると歌詞が気になって作業に集中できない……そんな人はいないだろうか。音楽そのものを楽しみたいときも、日本語だとついついその意味が気になってしまう。小説家の榎本憲男さんもそのひとり。そんな榎本さんが魅せられた「音声だけの歌」を、ご本人のコラムでご紹介します。
dot. 2/12
「さては財務省が……」 森永卓郎氏も警鐘を鳴らしたザイム真理教を「ある」と思う理由
「さては財務省が……」 森永卓郎氏も警鐘を鳴らしたザイム真理教を「ある」と思う理由
日本経済転落の一因は財務省の偏った考え方にあるのではないか……これをネットではカルト教団をモジる形で「ザイム真理教」と表現され、2023年には経済評論家の森永卓郎氏による解説本がヒットした。果たして「ザイム真理教」は日本経済に負の影響を与えているのか? 小説家・榎本憲男さんによるコラム。
ザイム真理教国債
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「ずっと歌う」と宣言しながら救命救急士の資格を取得 柴田淳の不思議なリスキリング
「ずっと歌う」と宣言しながら救命救急士の資格を取得 柴田淳の不思議なリスキリング
最近よく聞く「リスキリング」。ビジネスパーソンがキャリアアップなどを目的に新たな知識やスキルを取得することを指すが、シンガー・ソングライター・柴田淳さんが選んだ学びは、なんと救命救急。専門学校にも通って国家資格取得を目指したというが……第一線を走るアーティストがなぜ?! 小説家・榎本憲男さんが、柴田さんご本人へのインタビューをもとにコラムをまとめた。
柴田淳
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「なにより経済」 2024年、3つの選挙を振り返って
「なにより経済」 2024年、3つの選挙を振り返って
2024年には7月に都知事選、11月に衆院選、同じく11月にアメリカ大統領選と、3つの大きな選挙が行われた。その勝利に共通するのは「痛みへの理解」だとするのは、小説家の榎本憲男さん。ご本人によるコラムをお届けする。
都知事選アメリカ大統領選衆院選
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「小説家に趣味はない。それについて書けば、それは仕事である」榎本憲男
「小説家に趣味はない。それについて書けば、それは仕事である」榎本憲男
音楽、自転車、瞑想(めいそう)……小説を書いていない時間も、さまざまな楽しみをもつ小説家・榎本憲男さん。しかし「それは趣味か?」と聞かれたら、はて……?! 小説家と趣味に関するご本人のコラムをお届けします。(なお、このコラムは趣味ではありません)
趣味小説家
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安全保障が十八番の石破茂総理 経済政策も任せて大丈夫?
安全保障が十八番の石破茂総理 経済政策も任せて大丈夫?
内閣発足から「戦後最速」といわれる解散を決めた石破茂総理。安全保障が十八番といわれるが、いまの日本には物価高や円安など、経済面での課題も多い。果たして、石破総理はこれまでの経済政策をどう捉えているのか? 経済をテーマにする小説家、榎本憲男さんが、石破氏の著書をもとに読み解く。
石破茂
dot. 10/25
平本蓮選手のドーピング疑惑を晴らすひとつの方法
平本蓮選手のドーピング疑惑を晴らすひとつの方法
7月に行われた総合格闘技「超RIZIN.3」のメインイベントで、勝者である平本蓮にドーピングの疑惑があがった。本人もRIZIN側も記者会見を開いたが、腑に落ちない点もある。どうしたら、これまでのようにスッキリと試合を楽しめるか? 当サイトで格闘技の記事を書いてきた小説家・榎本憲男さんによるコラムをお届けする。
RIZINドーピング平本蓮
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哲学界のロックスター、マルクス・ガブリエルの倫理資本主義論を聴いて考えたこと
哲学界のロックスター、マルクス・ガブリエルの倫理資本主義論を聴いて考えたこと
哲学界のロックスター、マルクス・ガブリエル氏が去る8月28日、東京大学で講演を行った。ガブリエル氏といえば、6月に発売された『倫理的資本主義の時代』(ハヤカワ新書)が好評のドイツの哲学者。AERA dot.でも以前、本書に関するコラムを執筆した小説家・榎本憲男さんが、講演会をもとに再び資本主義論を展開する。
資本主義コミュニズム倫理マルクス・ガブリエル
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“CMはスキップ”の時代 物語化する広告と縦型ショートドラマの行方
“CMはスキップ”の時代 物語化する広告と縦型ショートドラマの行方
昨今、タテ型のショート動画が流行している。スマホで手軽に視聴できるから、企業もこぞってタテ型動画をつかった広告宣伝を展開している。だが、結局視聴につながるのはストーリー性があるものだけで……果たして、タテ型動画で物語を表現することはできるのだろうか? 映像業界出身で、現在は小説家として物語を描く榎本憲男さんのコラムをお届けする。
縦型映像榎本憲男広告物語
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女性が男性が時代が、変わる

女性が男性が時代が、変わる

【AERA2025年3月10日号】3月8日は国際女性デー。いま、両立支援施策の拡充や管理職への積極登用など、女性が働き続けるための環境が整いつつあります。ただ、それでもキャリアを諦めざるを得ない女性がいます。その差は「夫」にありました。「キャリアの差は、夫の差」――。そんな現実をレポートするほか、実現への気運が高まる「選択的夫婦別姓」の最新事情も詳報。出産をめぐる生殖医療、AERA Womanスペシャルサポーターの座談会、AERAの記事でふり返る「女性」の変化など多角的に取り上げます。

家庭内ダイバーシティー
不登校34万人のリアル

不登校34万人のリアル

【AERA 2025年3月3日号】11年連続で増加している不登校の児童生徒数はついに34万人を突破しました。その理由はさまざまですが、コロナ禍以降は特に、テレワークの普及で親が自宅にいる、オンライン学習が充実したなど、学校を休むことへのハードルが下がっている面もあるようです。個別の事情があり、対応に正解がない中で、子どもとその家族が孤立しないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。学び方も支援も多様化しており、受験でもどうしたら不利にならないのか、最前線を取材しました。

不登校のリアル
大学合格者ランキング2025

大学合格者ランキング2025

注目が高い大学合格者の高校ランキングを今年も紹介します。AERAとサンデー毎日、大学通信の合同調査で、東京大学や京都大学のほか、難関国立大・有名私大の結果を随時、速報・詳報します。

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