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中村千晶

中村千晶

J.S.A. 認定ワインエキスパート

中村千晶の記事一覧

孤独を感じていた少女が、他人から想われたことで変わる物語「コット、はじまりの夏」
孤独を感じていた少女が、他人から想われたことで変わる物語「コット、はじまりの夏」 1981年、アイルランドの田舎町。9歳の寡黙な少女コット(キャサリン・クリンチ)は大家族のなかでも学校でもどこか浮いた存在だ。ある夏休み、コットは遠い親戚であるキンセラ夫婦に預けられることになる。子どものいない夫婦のもとで、ゆっくりと時を過ごすうちにコットに変化が訪れる──。「コット、はじまりの夏」のコルム・バレード監督に本作の見どころを聞いた。
「100万ドルの夜景」と呼ばれたネオンを完全再現 失われつつある香港を回顧する一作
「100万ドルの夜景」と呼ばれたネオンを完全再現 失われつつある香港を回顧する一作 メイヒョン(シルヴィア・チャン)はネオン職人だった夫(サイモン・ヤム)に先立たれ、閉鎖したはずの夫の工房を訪ねる。そこには夫の弟子だという青年がいた──。かつて「100万ドルの夜景」と言われながら法改正でその9割が姿を消した香港のネオンへの憧憬と現在を映し出す「燈火(ネオン)は消えず」。脚本も務めたアナスタシア・ツァン監督に本作の見どころを聞いた。
北朝鮮から脱北のリアルを描く サンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされた一作
北朝鮮から脱北のリアルを描く サンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされた一作 韓国で脱北者を支援するキム牧師に、ロ一家を助けてほしいとの連絡が入る。幼い子どもと老人を含む5人は中国の山間部で路頭に迷っていた。一家は無事に脱北できるのか──。脱北者の過酷な旅に密着し、2023年のサンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされたドキュメンタリー「ビヨンド・ユートピア 脱北」。マドレーヌ・ギャヴィン監督に本作の見どころを聞いた。
何にも頼らず生きる女性が「人を愛する」勇気の大切さを教えてくれる最高のラブストーリー
何にも頼らず生きる女性が「人を愛する」勇気の大切さを教えてくれる最高のラブストーリー ヘルシンキのスーパーで働くアンサ(アルマ・ポウスティ)は理不尽な理由で仕事を失う。工事現場で働くホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)は気が滅入る日々を酒でやり過ごしている。二人はバーで出会い惹かれ合うが、不運な偶然からすれ違ってしまい──。アキ・カウリスマキ監督待望の新作となる「枯れ葉」。主演のアルマ・ポウスティさんに本作の見どころを聞いた。
「クラスに女性器のある男子がいるよ」 性自認の苦悩を今一度考える映画「ミツバチと私」
「クラスに女性器のある男子がいるよ」 性自認の苦悩を今一度考える映画「ミツバチと私」 8歳のアイトール(ソフィア・オテロ)は家族とスペイン・バスク地方にバカンスにやってきた。「ココ(坊や)」と呼ばれるのを嫌い、水着に着替えたがらないアイトールの様子に母は気づいているが、どう接していいかわからない。唯一、養蜂家の叔母だけがアイトールの苦悩を理解する──。映画「ミツバチと私」のエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督に本作の見どころを聞いた。
母と娘が「故郷の海の環境保護」で結びつく 社会問題に切り込んだ人気小説が待望の映画化
母と娘が「故郷の海の環境保護」で結びつく 社会問題に切り込んだ人気小説が待望の映画化 海洋生物学者のアビー(ミア・ワシコウスカ)は母の病を知り、オーストラリアの海辺の町に帰郷する。アビーは8歳で巨大な魚ブルーバックと出会ったときのこと、活動家として闘う母とは別の方法で海を守ろうと故郷を後にした日々を思い返す──。ベストセラー小説の待望の映画化となった「ブルーバック あの海を見ていた」。監督と脚本を務めたロバート・コノリーさんに本作の見どころを聞いた。

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