乱闘で“ボコボコ”にされた後、「続投」命じられた男の伝説的ピッチング 新型コロナウイルス拡大の影響で開幕が遅れたが、ようやく6月19日にシーズンがスタートする。開幕が間近に迫り、今季の展望に想像を膨らませるファンも多いと思うが、懐かしいプロ野球のニュースも求める方も少なくない。こうした要望にお応えすべく、「プロ野球B級ニュース事件簿」シリーズ(日刊スポーツ出版)の著者であるライターの久保田龍雄氏に、過去のプロ野球シーズンの“B級ニュース”を振り返ってもらった。今回は「痛い思いが報われました編」だ。 6/13
“弱小球団”で孤軍奮闘! チームが強ければ「200勝達成できたかも」投手列伝 現役投手の中で、NPB通算200勝に最も近い投手は、石川雅規(ヤクルト)の171勝。今年で40歳という年齢を考えると、達成できるかどうかは微妙と言わざるを得ない。 6/11
日本人には無理なのか…“夢の160キロ”だった時代、大台突入を予感させた「豪腕列伝」 2010年、ヤクルトの由規(現楽天)が8月26日の横浜戦(神宮)で日本人の投手では初の160キロ台(161キロ)を実現した。以来、大谷翔平(現エンゼルス)の165キロ、千賀滉大(ソフトバンク)、国吉佑樹(DeNA)の161キロ、藤浪晋太郎(阪神)、古谷優人(ソフトバンク)、北方悠誠(現ドジャース傘下)の160キロと、160キロ以上を投げる豪腕投手が続々と誕生。昨年4月には、高校生の佐々木朗希(大船渡高-現ロッテ)が日本人歴代2位の163キロを計時した。 6/5
才能が花開かず…“ドラ1”入団も「1軍出場なし」で終わった選手たち ドラフト1位でプロ入りした選手ともなれば、1軍の試合に出場するのは当たり前。たとえ実力が不足していても、甲子園などで活躍した人気者なら、ファンサービスも含めて、それなりに出場チャンスがあるはずだ。 6/3
“危険を冒して”中日の優良助っ人を発掘! 森繁和のハンパない「眼力」 ドミニカ共和国といえば、かつては広島の助っ人の供給源というイメージが強かった。同球団が1990年に設立したドミニカ・カープ・アカデミーは、ロビンソン・チェコ、アルフォンソ・ソリアーノ、サビエル・バティスタ、ヘロニモ・フランスアら多くの逸材を輩出している。 5/25
審判に“右フック”見舞った監督も… グラウンドで自制心を失ってしまった人々 昨季、リリーフに失敗したDeNA・パットンが腹いせにベンチ内の冷蔵庫を素手で殴り、骨折してしまった事件が記憶に新しいが、今から30年以上前の1986年5月7日の近鉄vs西武(西武)でも、まったく同様の事件が起きていた。 5/22
漫画のような幕切れ! 最も印象に残る「奇跡的サヨナラ弾」は? 長嶋茂雄(巨人)の天覧試合サヨナラ弾(1959年)、江夏豊(阪神)の延長11回ノーヒットノーラン達成弾(73年)、伊東勤(西武)の逆転サヨナラ満塁弾(94年)など、記憶に残るサヨナラ本塁打は、数えきれないほどある。その中でも、優勝決定弾としてファンに強烈な印象を与えたのが、2000年、巨人に4年ぶりVをもたらした二岡智宏のサヨナラ本塁打だ。 5/21
賛否両論を巻き起こした! 誰もが予期しなかった「サプライズ開幕投手」たち 開幕投手はエースというのがほぼお約束だが、時には「えっ、どうして?」と思わず目が点になるようなサプライズ起用も見られる。 5/16
だから松井秀喜は愛される! 米国記者も称賛した「ウイットに富んだ発言集」 現役引退後、ヤンキースのGM特別アドバイザーに就任した松井秀喜氏だが、巨人やDeNAの臨時コーチ、少年野球教室の講師、バラエティ番組出演など、日本においても、野球人としての活動を続けている。 5/11
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉102歳現役美容部員「何より自分のご機嫌をとる」 長生きと健康のためにいちばん大切なことは「今を楽しく」 ポーラ美容部員100歳メイク堀野智子102歳、今より元気に美しく長生き健康美容朝日新聞出版の本 6/12