雅子さまの皇室外交デビューで見えた“令和流の新しい皇室像”
AERA皇室入りの原点はここにあったと思わせる、堂々の外交デビューだった。 日本国という概念を超えて際立つキャリアとセンス。天皇陛下とつくっていく令和流の皇室像も見えてきた。* * * 晩餐会で陛下は、ご自身のアメリカでの思い出について述べられた。そして「皇后も、幼少の時期をニューヨークで、また、高校...
皇室入りの原点はここにあったと思わせる、堂々の外交デビューだった。 日本国という概念を超えて際立つキャリアとセンス。天皇陛下とつくっていく令和流の皇室像も見えてきた。* * * 晩餐会で陛下は、ご自身のアメリカでの思い出について述べられた。そして「皇后も、幼少の時期をニューヨークで、また、高校...
皇太子さまと小和田雅子さんの「結婚の儀」から26年。新しい皇室像を模索し続けたおふたりが、令和の天皇、皇后となる。「国民の中に入っていく皇室」──。皇太子さまは、理想の皇室のあり方について、そう語り続けてきた。1996年の会見で、具体的なイメージを記者から問われた皇太子さまは、「国民と苦楽をともに...
2月1日夜、皇后美智子さまを乗せた車がひっそりと東宮御所に滑り込んだ。 いつものように、外で待つ人々に窓を開けて笑顔で手を振る様子も見られない。 神妙な表情で赤坂御用地の門を通過した。美智子さまの訪ね人は、雅子妃である。 美智子さまの憂鬱な表情の原因は、この日発売の週刊誌である。 美智子さまがご自...
皇太子妃雅子さま(53)は、13年半ぶりに和装で、4月20日に行われた園遊会に出席した。長期療養に入る前は、はっきりした柄の着物をお好みであった雅子さま。しかし、この日の装いは、違っていた。 お召しになったのは、空色の地に春と秋の小花と霞が描かれた友禅の訪問着。うっすらと白くかすむ春の空にも似た、...
学習院女子中等科3年の愛子さま(15)の激ヤセぶりに、衝撃が走った。思春期の過剰な体重減少は、生命にもかかわる。宮内庁「普段通り」発言は大丈夫か。 皇太子さまの誕生日に公開されたご一家の映像に、世間は衝撃を受けた。「例年は、愛子さまおひとりに寄った映像があります。しかし、今年はさすがに遠景からの画...
新年を祝う宮中の伝統行事である「歌会始の儀」の今年のお題は、「野」であった。 天皇陛下と皇太子さま、秋篠宮さまらはモーニングの正装。秋篠宮妃紀子さまと眞子さま、常陸宮妃華子さまが青や淡色、臙脂のロングドレスで華やぎを添える。一方で、長期療養中の皇太子妃雅子さまは、2003年を最後に姿を見せていない...
政府は新天皇の即位を2019年元日で調整しているが、雅子さまの最近の好調は、「皇后」となる覚悟の表れなのだろうか。1月13日の「歌会始の儀」では雅子さまの和歌も披露された。歌ほど詠み手の本音がにじむものはないと言われる。雅子さまの心のひだを、和歌から読み解いていこう。 宮内庁の医療関係者からは、こ...
最近は公務で人々の前に姿を現すことも多くなった雅子さま。故・平田暁夫(本名・市瀬静雄)の妻でオートモード平田・代表取締役の市瀬恭子さん(87)が、その素顔を明かした。* * * 天皇陛下が83歳のお誕生日を迎えた12月23日の一般参賀。皇太子妃雅子さまは、宮殿・長和殿のベランダから、笑顔で手を...
岩手県岩泉町に立つ小本津波防災センターでは、町の人びとや児童、園児たちが旗を振って、皇太子ご夫妻を歓迎していた。 施設の見学を終えてご夫妻が玄関から出てきた。だが車には乗らない。すっと住民たちに近づき、雅子さまが男性に、声をかけた。「震災では大変でしたね。ご自宅は大丈夫でしたか」 皇太子さまも同じ...
皇室にとって話題の尽きない年だった。12月23日、天皇陛下は82歳の誕生日を迎える。 陛下は美智子さまとともに慰霊の旅を続ける。2015年にはパラオ・ペリリュー島に行き、戦後70年がすぎても16年1月末には、激戦の地・フィリピンを訪れ、祈りを捧げる。 雅子さまに回復の兆しが見え、東宮一家に明るい話...