「今週の名言奇言」に関する記事一覧

女系天皇

女系天皇

 女性宮家は創設すべきか、女性天皇は認められないのか。皇室問題はいま、大きく揺れている。工藤隆『女系天皇』はそんな議論に一石を投じる快著。 天皇は古来、万世一系の男系によって継承されてきた。と私たちは

週刊朝日

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  • 現代語訳 論語と算盤

    現代語訳 論語と算盤

     渋沢栄一を主人公にしたNHK大河ドラマ「青天を衝け」がスタートした。『論語と算盤』(1916年)は70歳を超えた渋沢が自らの思想と人生を語った話題の本。そのエッセンスを集めた抄訳が『現代語訳 論語と

    週刊朝日

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  • 花粉症と人類

    花粉症と人類

     今年も鼻がグスグス、目がシクシクの季節。小塩海平『花粉症と人類』は自らも花粉症と告白する植物学者の涙と鼻水なしには読めぬ文明論である。 花粉が地上に誕生したのは大型恐竜が闊歩するジュラ紀。人類が花粉

    週刊朝日

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  • 遺書 東京五輪への覚悟

    遺書 東京五輪への覚悟

     女性差別発言で辞任するも、後継者指名で墓穴を掘って四面楚歌状態になった東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長。『遺書 東京五輪への覚悟』は森会長が五輪の舞台裏をぶっちゃけた、いわば暴露本であ

    週刊朝日

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  • 菅義偉の正体

    菅義偉の正体

     コロナ対策のまずさに長男の総務省幹部接待問題などが加わって、支持率急落中の菅政権。 森功『菅義偉の正体』は、周辺の人々への取材はもちろん、官房長官時代の現首相へのインタビューも含めた本格的な人物ルポ

    週刊朝日

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  • 新型コロナからいのちを守れ!

    新型コロナからいのちを守れ!

     第3波の到来で東京など10都府県はもっか2度目の緊急事態宣言下にある。では最初の緊急事態の時はどうだった?『新型コロナからいのちを守れ!』の副題は「理論疫学者・西浦博の挑戦」。厚労省のクラスター対策

    週刊朝日

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  • 推し、燃ゆ

    推し、燃ゆ

     青春の只中にいる人が書いた青春小説は、題材も文体も年長の読者をたじろがせるものと決まっている。今期芥川賞を受賞した宇佐見りん『推し、燃ゆ』もそういう種類の作品だ。<推しが燃えた。ファンを殴ったらしい

    週刊朝日

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この人と一緒に考える

  • 左翼の逆襲

    左翼の逆襲

     このタイトルを見て「えっ、ゲバルトの復活?」と思った方もいるかもね。その推測は半分はまちがっているけど、半分は当たっている。松尾匡『左翼の逆襲』の副題は「社会破壊に屈しないための経済学」。ゲバルトは

    週刊朝日

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  • レイシズムとは何か

    レイシズムとは何か

     BLM(ブラック・ライブズ・マター)の嵐が吹き荒れた昨年の米国。それを見て日本には人種差別はないもんねと考えるのは大間違い。梁英聖『レイシズムとは何か』は人種差別を学ぶための最良のテキストだ。<人種

    週刊朝日

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  • 水のように

    水のように

    『水のように』は放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」のモデルとなった浪花千栄子の自伝である。<私の半生は、人に、かえり見もされないどぶ川の泥水でございました>と本人が述懐するように、特に少女時代

    週刊朝日

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  • オルタネート

    オルタネート

     アニメ風の表紙。意味不明な表題。作者は人気アイドルグループNEWSのメンバー加藤シゲアキ。このたび直木賞にノミネートされた『オルタネート』はちょっと見、大人の読者が敬遠しそうな要素が満載である。「オ

    週刊朝日

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  • 本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ

    本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ

     コウケンテツ『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』。30カ国以上を旅し、多数のレシピ本を出し、テレビや講演やユーチューブで活躍する料理研究家の初の書き下ろしエッセイである。 料

    週刊朝日

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  • 火定

    火定

     本書の親本が刊行されたのは2017年。なのにまるで20年を予見して書かれたかのよう。澤田瞳子『火定』は737年の寧楽(奈良)を舞台にした天平のパンデミック小説だ。 蜂田名代は施薬院(貧しい病人の救済

    週刊朝日

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この人と一緒に考える

  • 黄金の60代

    黄金の60代

     最近何かと騒がしいジャニーズ事務所だが、この人ももとはジャニーズ系のアイドルだったのよね。郷ひろみ『黄金の60代』は、今年65歳を迎えたシンガーの男性誌の連載エッセイ5年分をまとめた本である。 冒頭

    週刊朝日

    12/17

  • 吠えない犬

    吠えない犬

    「安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール」という副題通り、マーティン・ファクラー『吠えない犬』は、元ニューヨーク・タイムズ東京支局長による痛烈なメディア批判だ。 うっすら知っていた話が大半とはいえ

    週刊朝日

    12/11

  • 観光は滅びない

    観光は滅びない

     これを読むと、感染拡大中でも政府がGo To トラベルに固執する理由がわかる。中井治郎『観光は滅びない』の副題は「99・9%減からの復活が京都からはじまる」。コロナ禍で一度は死んだ観光業の将来を京都

    週刊朝日

    12/3

  • 心を病んだらいけないの?

    心を病んだらいけないの?

     斎藤環は「ひきこもり」専門の精神科医。與那覇潤は「うつ」を体験した歴史学者。今年の小林秀雄賞を受賞した『心を病んだらいけないの?』は、このふたりの対談である。医師と患者の対話に見えるけど、副題は「う

    週刊朝日

    11/27

  • ルース・ベイダー・ギンズバーグ

    ルース・ベイダー・ギンズバーグ

     巷ではカマラ・ハリスさんが人気だけど、先輩格のこの人も忘れちゃいけない。ルース・ベイダー・ギンズバーグさん。米国のリベラル派の判事。27年間にわたって連邦最高裁判事を務め、9月18日に87歳で死去し

    週刊朝日

    11/19

  • たそがれ清兵衛

    たそがれ清兵衛

    『たそがれ清兵衛』は8編を収めた短編集だ。主人公はいずれもうだつの上がらぬ下級武士で、それぞれ「たそがれ清兵衛」「うらなり与右衛門」「ごますり甚内」「ど忘れ万六」などのあだ名がついている。 出版された

    週刊朝日

    11/12

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