受賞者は麻見和史氏、佳作同時受賞者は似鳥鶏氏と今や日本ミステリをけん引する作家たちを輩出した第16回鮎川哲也賞で佳作の栄冠を得ながらも、なぜか刊行されることなく“幻の受賞作”として眠っていた『毒殺倶楽部』が10月7日、朝日新聞出版から発売されます。作中作中作という多重世界を舞台に、現実と虚構が交錯する、逆転につぐ逆転のラビリンス。一気読み必至の“幻の傑作ミステリ”をお見逃しなく。