書評『女子と就活』白河桃子、常見陽平著 |AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

《話題の新刊 (週刊朝日)》

女子と就活 白河桃子、常見陽平著

このエントリーをはてなブックマークに追加
松岡瑛理#婚活#就活#話題の新刊

女子と就活

白河桃子、常見陽平著

978-4121504319
space
amazonspace

amazon.co.jp

space

 副題は「20代からの『就・妊・婚』講座」。「結婚・出産は働き方とリンクする」という認識のもと「婚活」という言葉の提唱者である白河桃子と、就職活動関連の著作で知られる常見陽平のコンビが主に20代女子に向け、人生における仕事・結婚・妊娠を講義形式でまとめたものだ。
 ハウツー本にも見えるが、狙うところはその対極にある。キーワードは「脱憧れ」。先が不透明な現代、女子の専業主婦・一般職願望が急増する状況を著者らは喝破する。代わりに推奨するのが自分の食いぶちを自分で稼ぐ「自活女子」の道だ。人生を切り開き、仕事と結婚・出産の両立というジレンマにも立ち向かうべく、女子学生をめぐる就活の構造と結婚・妊娠の基礎知識を徹底解説。「三大活動」の現状を俯瞰し、かつ具体的に考えるための情報材料が詰められている。
 とかく目先の内定に目が向きがちな就職活動。しかし出産のタイムリミットなど「その先」も視野に入れることで、現在を見る目はより深まるだろう。特に就活前/中の女子学生には一読の価値がある。

週刊朝日 2012年12月14日号


トップにもどる 書評記事一覧


関連記事関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい