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慶應・早稲田の順位が逆転した理由は? 「社会人から評価される大学」ランキング

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慶應義塾大と早稲田大 (c)朝日新聞社、撮影・片山菜緒子

慶應義塾大と早稲田大 (c)朝日新聞社、撮影・片山菜緒子

 私学の雄と言われ、社会的評価が高い慶應義塾大と早稲田大。社会人を対象にしたアンケート調査では、「自分の子どもに入学してほしい大学」「人事採用担当者なら気になる大学」としてつねに上位に名前が挙がる両大学だが、その順位がこの数年で逆転している。なにが起きているのか。

【ランキング】早慶の順位は?社会人が評価する大学ランキング<全6項目>はこちら

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「驚きですね、いつの間にか早稲田が上になっているというのは」

 こう話すのは、大学通信の安田賢治常務だ。大学通信は毎年、全国の社会人1000人からのアンケート回答をもとに「社会人からの評価ランキング」をまとめている。インターネットで大卒の公務員と会社員計1000人に、調査項目ごとに3つの大学を挙げてもらい、回答順に3~1ポイントとしてランキングを集計している(表を参照)。

 2020年に実施した調査では、ほとんどの項目で東京大が1位、京都大が2位となった。これは、例年同様の結果だ。

 次いで名前が挙がるのが慶應義塾大と早稲田大だ。調査結果を年ごとに追っていくと、慶應義塾大よりも下位につけていた早稲田大の「下克上」が起きている。

 項目別にみてみよう。以下は15年→16年→17年→18年→19年→20年の同調査結果の推移を示したものだ(カッコ内はポイント)。

「自分の子どもに入学してほしい大学」
慶應義塾大:3位(429)→3位(498)→4位(423)→4位(375)→4位(358)→4位(369)
早稲田大:4位(402)→4位(469)→3位(450)→3位(446)→3位(472)→3位(432)

「20年で社会的評価が高まった大学」
慶應義塾大:3位(387)→3位(407)→5位(364)→5位(272)→4位(310)→5位(283)
早稲田大:5位(302)→4位(368)→4位(368)→4位(335)→3位(353)→3位(367)

「人事採用担当者なら気になる大学」
慶應義塾大:3位(601)→4位(545)→4位(537)→4位(419)→4位(437)→4位(397)
早稲田大:4位(533)→3位(588)→3位(582)→3位(469)→3位(543)→3位(550)

 このほか、「コミュニケーション力が高い」という項目では、早稲田大が1位(952)、慶應義塾大が2位(751)。「地域貢献に積極的」「卒業生が魅力的」という項目においても、早稲田大が慶應義塾大を上回っている。


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