「米国帰国後のことを考えるなら無理はしないでしょう。NPBで結果を残したいと思えば、一軍登板を目指して復帰へ向けて必死にプレーするはずですが、最後はスチュワート本人がどういう思いを持っているか次第。プライドもあるだろうが、現実的には2年後を考えるのではないか」(ソフトバンク担当記者)

 ソフトバンクとの契約が切れる2年後は、「25歳ルール(25歳未満の選手はマイナー契約のみ)」の適用からも外れる。MLBの球団は好景気なこともあり、仮に日本で結果を残さなくとも、将来性に賭けて好条件を提示する球団も少なくないはず。客観的に考えればNPBでの残り2年間で無理をするとは考えにくい。果たしてスチュワートはどのような道を選ぶのか。がっかりさせてほしくない気持ちを持っている人は少なくないだろうが、スチュワートが見据えているのは「メジャーでの活躍」であるのは間違いなさそうだ。