滋賀レイクス(旧滋賀レイクスターズ)の会見に登場した西川貴教(右)。左は柏倉哲平主将(撮影/大塚淳史)
滋賀レイクス(旧滋賀レイクスターズ)の会見に登場した西川貴教(右)。左は柏倉哲平主将(撮影/大塚淳史)

 7月5日、歌手の西川貴教(51)がバスケBリーグ・滋賀レイクスターズのリブランディング会見に出席した。西川は滋賀県出身。その縁もあり、西川と滋賀レイクスターズは1年ほど前から交流ができ、5月のリーグ戦では西川がビデオメッセージを送るなど交流している。

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 また、滋賀レイクスターズのホームゲームでは、4Q前に西川のT.M.Revolutionとしての大ヒット曲「HOT LIMIT」が毎回流れて、観客がノリノリになって一体感を生み出すのが恒例となっている。

 今回、チームの公式イベントに初めて登場した西川はこう話した。

「僕が主催している『イナズマロックフェス』にレイクスターズの皆さんに出ていただいたり、交流自体はありました(※)。滋賀に帰ってくる頻度が増えています」(※チームマスコットキャラクターのマグニーが過去にフェスに登場している)

 西川は2008年から滋賀ふるさと観光大使を務め、09年からはイナズマロックフェスを滋賀で主催するなど、地元愛が強いことで知られる。それに加え、今後は滋賀のプロバスケチームをバックアップしていくことを表明した形だ。

 滋賀レイクスターズは、新しいエンブレムへの変更、呼称をレイクスとすることを会見で発表するなど、新シーズンに向けて大きく動きだしている。21・22年シーズンは14勝43敗で終えたが、新シーズンに向けては日本代表のテーブス海や有力外国人選手の獲得など、これまでにない積極補強を実施している。26年から始まる”新B1リーグ”への参入を目指し、さらには日本一を目指すためにも「日本一のクラブになることを通じて、滋賀の誇りとなる。我々の愛する滋賀がそうであるように、日本一になることで滋賀の誇りになる」(上原仁会長)と力が入る。

 滋賀が優勝するためにも、上原会長が親しみを込めて呼ぶ「西川兄貴」の応援が必要なのだ。

 選手からも西川に感謝の声が上がった。柏倉哲平主将は、試合会場で「HOT LIMIT」が流れるとどんな気分になるかとの質問に、「いやもう最高です!会場が一体となって盛り上がるあの雰囲気はなかなか作れない。西川さんに感謝しています!」熱く語った。

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