「腎臓リハビリで筋力維持を!」と専門医 足腰が弱って人工透析に通えなくなる患者が増加

サルコペニア

2022/06/22 06:00

歩くのが遅く、横断歩道を青信号の間に渡り切れない。ペットボトルのふたを開けるのが大変……。筋肉量が減ってこのような状態になるのが「サルコペニア(筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態)」だ。転倒や寝たきりの原因になるとされている。人工透析を受けている患者はそうでない人に比べ、サルコペニアの合併率が高率であることがわかった。サルコペニアでからだが動かなくなると透析を受けに行くことが難しくなる。サルコペニアを合併した透析患者は、死亡リスクが3倍になるという報告もあり、専門医たちはサルコペニアの予防策に力を入れ始めている。

あわせて読みたい

  • 「このままだと人工透析です」と言われたら…専門医が伝えたい二つのこと

    「このままだと人工透析です」と言われたら…専門医が伝えたい二つのこと

    dot.

    4/23

    人工透析を受けられず生命の危機に! 医師も慌てたコロナでベッド満床で入院できない事態

    人工透析を受けられず生命の危機に! 医師も慌てたコロナでベッド満床で入院できない事態

    dot.

    10/3

  • 『「このままだと人工透析です」と言われたら読む腎臓病の本』4月23日発売!

    『「このままだと人工透析です」と言われたら読む腎臓病の本』4月23日発売!

    4/19

    腎臓を鍛えて寿命を延ばせ 45歳以上の4分の1が人工透析予備軍

    腎臓を鍛えて寿命を延ばせ 45歳以上の4分の1が人工透析予備軍

    週刊朝日

    6/7

  • 腎臓病で毎年4万人近くが新たに人工透析治療に 4月から他の治療法も普及する仕組みに

    腎臓病で毎年4万人近くが新たに人工透析治療に 4月から他の治療法も普及する仕組みに

    dot.

    3/24

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す